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『沈黙のメッセージ』 ハーラン・コーベン 

エンタメエンタメしたエンタテイメント、マイロン・ポライターシリーズの1作目。
アンソニー賞・最優秀ペイパーバック賞受賞。
主人公のマイロン・ポライターは元バスケットボールプレイヤーであり元FBI捜査官、今はスポーツ・エージェントで生計を立てている。
お人よしな彼が、クライアントの失踪した恋人をめぐる謎に巻き込まれていく、という筋の長編ミステリ。
様々な謎がちりばめられ、それが徐々に事件の真相を構成していく流れを楽しみました。
最後の最後まではらはらどきどきさせられます…!
日本でそんなに知られていない? ような気がするのですが実際どうなのでしょうか。
私は今まで知らないでいたのが悔しかったです。読めてよかった!
登場人物が個性的・魅力的なのもたまらないポイント。
マイロンはもちろん、その相棒・ウィンのキャラの立ち具合に至っては個性的過ぎて笑ってしまいました(笑)
容貌は長身・金髪・碧眼・百合のように白い肌に、度が過ぎたほどの美形(by著者)、貴族。頭脳明晰、武道も強い。
この時点でもう主人公が誰だかあやしい(こら)
彼独自の倫理観と躊躇の無さで「クレイジー」とまで言われてしまうウィン。
どれだけキャラ立ちがしているかは、是非実際読んで確かめてみてください。

沈黙のメッセージ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

『誰の死体?』  ドロシー・L・セイヤーズ 浅羽莢子 

素っ裸の男の死体が、浴室から発見された。家主と死体は全く面識がなく、手がかりと言えば死体のつけていたモノクルだけ。
一体これは誰の死体なのか? 
イギリスで根強い人気を誇るピーター卿シリーズの1作目。
貴族探偵ピーター・ウィムジイとお人よし警部のパーカー、そして超有能執事のバンターが繰り広げるどたばた推理劇。
下々のものとは感覚のズレたピーター&バンターに振り回されまくるパーカー、という構図にくすりと笑えます。
ただ、この作品もこれ以降の作品にも見られますが、白人以外の人種に対する差別意識がかなり鼻についたのが残念でした。

誰の死体? (創元推理文庫)誰の死体? (創元推理文庫)
(1993/09)
ドロシー・L. セイヤーズ

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『鋼鉄都市』 アイザック・アシモフ 福島正実 

現代からはるか未来の地球。人口過密の都市で、地球人はひしめき合うように暮らしている。
一方、地球を飛び出して他の惑星に移民した者たちの子孫は、既に自らを地球人とは考えていない。スペーサー(宇宙人)として地球とは対照的な繁栄をしていた。
そんなスペーサーの一人が、スペーサー用の地球滞在施設の中で殺される。
内外どちらの人間にも犯行の機会があったとは思えず、しかし他殺は間違いない。
スペーサーからの圧力を受け、ニューヨーク市警の私服刑事イライジャ・ベイリは調査を命じられる。
相棒に付けられたのは、スペーサーの作ったヒューマンフォームロボット、R・ダニール・オリヴォー。
不可能犯罪の真実とは? スペーサーたちの思惑とは?
SFミステリの傑作、ダニール&イライジャものの記念すべき1冊目。

冒頭だけでもう舞台設定の面白さにぐいぐい引っ張られ、どこからかイライジャ&ダニールコンビが好きになってゆき、半分来たころにはすっかり続きも借りてくるぞっと心に決めておりました(笑)名シリーズの最高に楽しい皮切りです。
たくさんのロボット、地球人、宇宙人。SF的世界設定だからこそ組み上げることのできるロジックに興奮しました…!
また、この世界設定の綿密さも凄いです。
シリーズを追いかけながら常に感じていたのですが、それぞれの星の文化や歴史、そこから出来上がる人格の形成、それゆえに起こる異文化への反応まで、心配りが行き届いています。
アシモフ先生の懐の深さを見た思いです。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)

『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティ 中村能三訳 

ヨーロッパ各国をまたいで走るオリエント急行、見ず知らずの人々とひとつ屋根の下で過ごす数日の列車旅。大雪で列車が往生したその夜、ひとりの男が殺された――その傷口は、男でしか付けられないような深いもの、ささやかで浅いもの、左利きと思われるもの、右利きと思われるものと不可思議にもさまざまなのだった。
犯人は男か? 女か? 共犯か単独か?
列車という密室で、ポアロの尋問が始まる。

列車や誘拐など、当時の時事ネタを盛り込んだ長編ミステリ。
オリエント急行というだけあって出てくる人物の国籍が様々で、英国人の書く各国の「典型的お国柄」像が興味深いです。
自国に対しては若干自虐的でしょうか?(笑)
イギリス人とアメリカ人がやたらお互いをけなしたり、逆に懐いたりという様子も面白い。
推理の過程に関しては、「それだけで解っちゃうなんてちょっと無理があるのでは?」「それやっちゃったら何でもありなのでは?」「倫理的にどうなの?」とツッコミたい部分もありましたが、ホワイダニットの説得力はさすが。最後には「うーん、成程アリかも……」と思ってしまいました(笑)
人物を描く上手さも女史の小説だなあ、という感じ。
最後の最後が鮮やかなので、是非諦めずにラストまで読んでみて下さい。
ヘイスティングスがいてくれたらもっと良かったのですが……!

『シャーロック・ホームズの帰還』 アーサー・コナン・ドイル 

再読。

シャーロック・ホームズの帰還 (新潮文庫)シャーロック・ホームズの帰還 (新潮文庫)
(1953/04)
コナン・ドイル延原 謙

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『シャーロック・ホームズの思い出』 アーサー・コナン・ドイル 

再読。

シャーロック・ホームズの思い出 (新潮文庫) シャーロック・ホームズの思い出 (新潮文庫)
延原 謙、コナン・ドイル 他 (1953/03)
新潮社

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『シャーロック・ホームズの冒険』  アーサー・コナン・ドイル 

再読。

シャーロック・ホームズの冒険 (子どものための世界文学の森) シャーロック・ホームズの冒険 (子どものための世界文学の森)
アーサー・C. ドイル (1994/03)
集英社

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