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『それから』 夏目漱石 

夏目先生の日本語が大好きです。綺麗。
冒頭でここまではまり込まされた作品は今までにないです。最初の数ページ、もっと突き詰めたら2ページ分くらいが物凄くツボでした。加えて一番最後。『それから』の中で私が一番だと思うのはこの終始部分です。
主人公の性格のためもあるのか、どこか幻想的です。そういうところも好きです。
新聞連載当時の時事ネタが多く作中に織り込まれているのも日本史スキー的に美味しい。日糖疑獄事件とかね! 国民党の改革派が関わってることが発覚しちゃったスキャンダル。ちょうどその時改革派と非改革派が争ってて党除名されかけの憂き目にあってた非改革派の代表@犬養さんだけどこれをきっかけに両派和解でどうにか党に留まり、また国民党に犬養ありと名を響かしめたという。

あれ後半犬養さんの話になってる…?←

それから (岩波文庫)それから (岩波文庫)
(1989/11)
夏目 漱石

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『きよしこ』 重松清 

おおお泣いたー!!(涙)
吃音を持った少年「きよし」のお話。
GOING UNDER GROUNDのメルマガで、ソウさんが泣いたっていってたから借りてみたけれども、いい青春本。
ああ、こんなことあるよ。ある。って思うような青春がたくさんある。

『ミラクル』 辻仁成 

学校の教科書で読むことになるだろう話なので読んでみた話。
小さな頃見えていた何かをなくした、サラリーマンが語り手。主人公はアル。お父さんはシド。ふたりの幽霊は、ダダ・ジョナサンとアントニオ・エラソーニ。他にも素敵なバイプレイヤーがでてきました。
雰囲気はミヒャエル・エンデとか、『星のおうじさま』の世界だと思った。
お母さん=「ユルシテクレルヒト」という定義は、凄くわかる。
私も、親というのは無条件にユルシテクレルヒトなのかなと思ってた。

『海猫宿舎』 長野まゆみ 

ほのぼのとした。すごく。
相変わらずハッキリとした謎解きがされるわけではないけど、いい感じだった。
主人公はコレは誰にすればいいんだろう、ユンクかな…?それとも子供たちみんななのかしら。
「灯台」っていうモチーフが綺麗で可愛くて、好き。
どこか不思議で、子供が子供らしくて、長野さんらしかったです。双子が出てきたのは初めてだったっけ?

『ピュタゴラスの旅』 酒見賢一 

短編集。

・そして全て目に見えないもの(本格ミステリを小バカにしてるかんじ)
・ピュタゴラスの旅(ホモい)
・籤引き(文化の違い)
・虐待者たち(曖昧蒙昧。微妙。猫話)
・エピクテトス(すげー。痛い。ストアに憧れたネロ時代の哲学者の話)

起承転結を烈しく、きっぱりすっぱり、もって来る感じじゃあなかった。
でも「エピクテトス」は痛かったー。先生言うには奴隷にもある程度の自由はあったって話だったけどやっぱり痛々しい。

『コドモノクニ』 長野まゆみ 

女の子視点。この人の作品で「私」って、ちょっと不思議でした(笑)
見てきたかのように昔の時代を語る口ぶりはやはりさすが。つか、本当に女の子がぺちゃぺちゃ話してる感じが出てたよ。

『こころ』 夏目漱石 

面白い。綺麗。
言葉が綺麗で凄く心地がいい。いいなあ、日本語だけで書かれた文章。カタカナがない。

せんせいとわたし、せんせいとKもえー(帰れ)

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