スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『刺繍する少女』 小川洋子 

『残酷小説集』というようなあおり文句(?)があったように思いますが、筆致が静かなのでグロいというよりも不気味な感じがしました。
ひたひたと、綺麗なのですが、確かに少し恐い。
そんな雰囲気にどっぷりと浸かることが出来ます。

刺繍する少女 (角川文庫)刺繍する少女 (角川文庫)
(1999/08)
小川 洋子

商品詳細を見る

『薬指の標本』 小川洋子 

主人公は様々なものを「標本にする」職場で事務をこなす女性。
彼女が標本を作る男性に惹かれていく様子と常に漂う薬指の幻影はどこかそら恐ろしく、でも美しい。
怖いもの見たさというような気分でずんずん先を読んでしまいます。
透明で端整な筆致で描かれる、どこか倒錯的な世界観にハマりました。
理屈ではなく雰囲気がとても好きな一冊です。

薬指の標本 (新潮文庫)薬指の標本 (新潮文庫)
(1997/12)
小川 洋子

商品詳細を見る

『溺レる』 川上弘美 

淡々とした語彙で綴られる、官能的な恋愛短編集。
抽象的な書かれかたなのにとてもセクシーです。
私があまり恋愛小説を読んでこなかったからかもしれないのですが、性行為をこんなふうに表現することができるのか、と驚きました。
思えばこの辺りから、どっぷりと川上さんにハマってしまったのだと思います(笑)

溺レる (文春文庫)溺レる (文春文庫)
(2002/09)
川上 弘美

商品詳細を見る

『雪国』 川端康成 

雪国雪国
(1986/07)
川端 康成

商品詳細を見る

『伊豆の踊子』 川端康成 

温泉宿/叙情歌/禽獣

『伊豆の踊子』、タイトルだけはずっと知っていたのですがようやく読みました。
淡々と端整な筆致も好きでしたし、何より踊り子がとても可愛くて読んでいて楽しかったです。
最後の数行が特に素晴らしく、胸にしみました。

伊豆の踊り子・禽獣 (1968年) (角川文庫)

『ひそやかな結晶』 小川洋子 

「わたし」たちが消えてゆく話。
梨木さんの文章では日本語を選ぶ丁寧さ、レトリックの上手さに驚くのですが、小川さんの文章では読者にある特定のシーンや気持ち、感覚を喚起させるのが凄く上手いと思います。適切な言葉、表現で来る。
でも、どんどん「何か」が消えていく不条理なルールを実感として理解するのは難しかったです。三次元で四次元を理解しようとするようなものなのかもしれません。その難しい雰囲気がいいという不思議。
不気味な静寂に支配された一冊でもあると思います。うすら悲しさ・空恐ろしさはあったけどそれ以外の感情はあまり起伏しなかった。そんな「静」が地だからか、事件が挿入されると悪目立ちしているようにさえ思えました。

密やかな結晶 (講談社文庫) 密やかな結晶 (講談社文庫)
小川 洋子 (1999/08)
講談社

この商品の詳細を見る

『フィッシュストーリー』伊坂幸太郎 

黒澤さんのための1冊だと思ったのはわたしだけでしょうか。
黒澤さんのカッコよさにやられました…!

フィッシュストーリーフィッシュストーリー
(2007/01/30)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。