スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ぼくのともだち おつきさま』 アンドレ・ダーハン文絵 きたやまようこ訳 

ちょっと大人向けの絵本。
↓『アンガスとあひる』で書いたのですが、幼児が好むストーリー構成は、「どこかへ行って戻ってくる」形なのだそうです。
この絵本はほとんど動きません。主人公は月と穏やかな会話を交わし、物語が半分くらい過ぎたところでようやく自宅へ帰り、あとは家にいます。
中身も、「愛」を抽象的に絵本にした、というような内容になっています。
初恋の話を聞いているみたいで、とても和みます。
ストレートな愛が可愛いのですv
「主人公」と「月」の関係性を「太陽=ぼく」と「月」に象徴しているワザというか言葉遊びというかが、上手でした。
確かに、初恋を知る大人の人に薦めたい絵本です。

ぼくのともだちおつきさま ぼくのともだちおつきさま
アンドレ ダーハン、きたやま ようこ 他 (1999/06)
講談社

この商品の詳細を見る

『アンガスとあひる』 マージョリー・フラック文絵 瀬田貞二訳 

知りたがりなわんこのアンガスが、ご主人様の目を盗んで外へ飛び出してしまう。そこで出会ったのは二羽のアヒル…!?

児童サービスのプロ曰く、「究極の行って戻ってくる話」。
幼児が好むストーリー構成は、「どこかへ行って戻ってくる」形なのだそうです。
例えば、『はじめてのおつかい』のように、「家からおつかい(ちょっとした冒険)へ出かけて、ママのところへ戻って来る」とか。
その骨子のみで出来ているのがこの絵本です。
アンガスは外へ出て行き、アヒルとひと悶着起こし、帰ってくる。突き詰めればそれだけなのです。
でもアンガスのおちゃめなキャラクターとシンプルな挿絵がいい味を出しており、可愛かったですv
赤・黄・緑の3色刷りかな?
最後の文章とアンガスがとてもお気に入りです。

アンガスとあひる アンガスとあひる
マージョリー・フラック、瀬田 貞二 他 (1974/07)
福音館書店

この商品の詳細を見る

『はじめてのおつかい』 筒井頼子文 林明子絵 

忙しいお母さんに頼まれて、初めてひとりでお使いに出たみいちゃん。はたして上手く行くんでしょうか…というお話。
挿絵がとても細かくて綺麗な絵本です。着色も暖かい。
主人公の「みいちゃん」は、字の上でも可愛いけれど良い絵があるから可愛さ割り増し。抱きしめてあげたいくらいキュートな女の子です。
「ともだちのともちゃん」「あらいクリーニング」にちょっと笑いました…!(笑)

はじめてのおつかい はじめてのおつかい
筒井 頼子、林 明子 他 (1977/04)
福音館書店

この商品の詳細を見る

『ぐるんぱのようちえん』 西内ミナミ文 堀内誠一絵 

像のぐるんぱは仲間に言われて働きに出るのですが、いつも上手く行きません。ぐるんぱの居場所は一体どこにあるんでしょう…というお話。
言葉の響きとリズムを重視した絵本です。
韻など、声に出したときの心地よさが大切にされています。読み聞かせてあげたい! と思ってしまう作品。
「もう結構」「しょんぼり」という言葉(+試練)が反復されますが、メルヒェンのような規則性は無いようです。
反復性は生きていても、数のルールは現代の絵本ではさほど気にされていないのでしょうか。

像のぐるんぱがお茶目で可愛くって寂しそうで、憎めないのです。
ハッピーエンドが嬉しくてにこにこしてしまいましたv

ぐるんぱのようちえん ぐるんぱのようちえん
西内 ミナミ、堀内 誠一 他 (1966/12)
福音館書店

この商品の詳細を見る

『もりのなか』 マリー・ホール・エッツ文絵 まさきるりこ訳 

具体的で白黒綺麗な挿絵の絵本。
絵だけでも充分話が追えるので、言葉が分からない小さな子どもにオススメの絵本なのだそうです。
主人公の男の子は森へ散歩に出かけ、色々な動物と出会います。
「ぼくの さんぽに ついてきました」という文の反復で進んで行き、次にどんなユーモラスな動物がやってくるのかドキドキします。
森で動物と遊ぶ=異界⇒父親が迎えに来る=現実へ帰ってくる、という異界譚とも読めます。
しかしうさぎの意味が少々謎でした…何かのメタファーのようにも見えるのですが。
最後の、異界と現実との入れ替わりが鮮やか。楽しく読み終えました。

もりのなか もりのなか
マリー・ホール・エッツ、まさき るりこ 他 (1963/12)
福音館書店

この商品の詳細を見る

『100万回生きたねこ』 佐野洋子 

自分のこと以外は「嫌い」だったねこが、恋をした。
変化の様子が初々しくて可愛らしくて、こちらまでにこにこしてしまいました。
だからこそ最後は泣けます。
そうやって「しろねこ」に添えたことは、彼にとって幸せなことであったんだろうなと思います。
絵本、という日本語が厳選されていて抽象的な表現方法がとられているのですが、そこから様々な解釈が汲み取れる深さがあります。
名作。

100万回生きたねこ 100万回生きたねこ
佐野 洋子 (1977/01)
講談社

この商品の詳細を見る

『ひとまねこざる』 H・A・レイ 光吉夏弥訳 

絵本における古典作品。
『ひとまねこざるときいろいぼうし』の続編ですが、私は未読のままコレを読んでしまいました。
こちらから入っても充分に楽しめます。
サルのジョージは好奇心旺盛で、いろいろなものを見たくてたまりません。
動物園にいるだけじゃつまらないと、動物園を抜け出してしまいます。
外の世界でジョージは一体どうなるのでしょう?
というお話。
どこへ行ってもその好奇心で何かやらかしてしまうジョージが可愛いですv
きいろいぼうしのおじさんとの仲良しさも和みました。

ひとまねこざる ひとまねこざる
H.A.レイ、光吉 夏弥 他 (1998/02)
岩波書店

この商品の詳細を見る

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。