『ダブル/ダブル』 マイケル・リチャードソン(編) 

(以下「まえがき」から引用)<双子><分身><鏡><影><人造人間>といった、いわば「一人が二人で二人が一人」の物語を集め(以上「まえがき」から引用)たアンソロジー。西洋の作家さんのみで、大体20世紀の作品ですが、一部19世紀のものも見られました。
アンソロジーなので短編のみ。(一編だけ詩も)あまりにも有名な作品はあえて外してあるようです。
はっきりとオチを示さなかったり、イキナリ不思議現象がナチュラルに起こっていたり、全体的に伝奇小説っぽく仕上がっています。
主題がアイデンティティを問うようなものだからか、その喪失の恐ろしさが描かれているものが多くてそういう意味で怖くなるしぞっとします。
ただ、訳の問題なのか原作からしてそうなのかはたまたマイ頭のせいか(爆)、書き方が主観的過ぎて半ば意味不明なのも多いです(笑)
不気味な雰囲気を楽しめーといわれてしまえばそれまでですが、個人的にはあまりハマり切れませんでした。

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『「ABC」殺人事件』(アンソロジー) 

ABCキラー(有栖川有栖)

あなたと夜と音楽と(恩田陸)
微妙。
ラジオ形式で地の文が一切なし。まとめ方は上手いけどトリックはいまいち。

猫の家のアリス(加納朋子)
良くも悪くも無い。

連鎖する数学(貫井徳郎)
個人的には一番駄目だと思った作品。

ABCD包囲網(法月綸太郎)
法月先生めっちゃ解りやすくエラリイファンんだよね…。
探偵さんの登場が遅くてじらされたけども、好きです。