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『パレスチナの子どもたち』 

カメラがむいているとはとても思えないような真剣な目、けだるそうな目。
理解しているのかどうか、シュプレヒコールに参加するなどとても政治的な子どもたち。
私はパレスチナのことを知らな過ぎる、と悲しくなりました。


絵画記録 パレスチナの子どもたち

『はじめての海外旅行安心ガイド』 池田豊 

『女ひとり旅読本海外旅行完全マニュアル』と同じく初海外旅行を前に読んだ本。
こちらは一般的な海外旅行の話です。ツアーから個人まで、浅く広くという感じ。
出発前の準備から帰国まで丁寧ではありますが、やや情報が古いです。
書いてあったけれども行わず済んでしまった手続きなどもありました。
もっと新しい本を探すか、HPなどで信頼できる情報を確認するほうが良いかもしれません。

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池田書店旅行研究チーム (1999/09)
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『女ひとり旅読本海外旅行完全マニュアル』 ひとり旅活性化委員会編 

初海外旅行を前に読んだ本。
女性がひとりで海外旅行に行く際のメリットデメリット、注意すべきこと、持ち物、旅の流れなどを分かりやすく端的に纏めてくださっています。
内容は充実しており、できることなら持って行きたいくらいでした(笑)コラムなども面白かったです。
ただ内容はややアジア寄りで、行き先がドイツだった私には、同じと考えていいのかどうか分からない部分もありました。
女ひとり旅読本 海外旅行完全マニュアル / ひとり旅活性化委員会

『クリスマスの文化史』 若林ひとみ 

主観的過ぎるのが鼻に付く本であった。冒頭から著者のヒロイックでセンチメンタルな独白が続き、ドイツ批判がされる。まがりなりにも文化について語ろうというのなら、もっと客観的な叙述をして欲しかった。著者の主観的感想は全編を通して付いて来るが、そこに言葉を尽くす余裕があるのならもっとクリスマス文化について詳細な説明が欲しかった。
ただし写真や絵がふんだんに使用されており、具体的なイメージが浮かびやすく、分かりやすいものには仕上がっているのではないだろうか。
クリスマスの様々な行事や習慣を概観して面白かったのは、宗派の存在であった。宗派=考え方が違うからこそ儀式や祝い方が違っている部分もあれば、根本的思想が違っても宗派を超えて浸透してしまった事物もある。例えば、聖人崇拝に当たってしまう聖ニコラウス祭を廃止すべく作られた、12月24日のクリストキントによるプレゼント贈呈はカトリックにも浸透した。元々はクリスマスツリーもプロテスタントの習慣であった。逆にカトリックの風習だった生誕シーンは19世紀にはプロテスタントにも派生した。ただプロテスタントとカトリック(とピューリタンが少々)のクリスマス史が主なことは少々残念である。キリスト教の宗派は二分割どころではない。ドイツにおいても、確かにプロテスタントとカトリックの信者が多くはあるがそれが全てではない。ページ数の問題はあるかもしれないが、他の宗派ではどのように祝われているのかも丁寧に見ていって貰いたかった。ある行事が地域や集団によって変化するとき、そこには彼らの根本思想が表れると思う。一方、ツリー・生誕シーン・アドヴェントクランツなどが宗派を超えて共有された理由も著作中には示されていない。それらが生れた事情やそこにある思想が、共有され得るものだったからかもしれない。広域に伝播するうちに思想的なものが薄れたもしくは変遷したのかもしれない。あるいは、楽しく、美しく、感動や癒しをくれる事物を真似ずにはいられなかったのかもしれない。遡ればキリスト教という共通土壌があるとはいえ、お互いに理念の違うもの同士である。魅力かメリットがないものであれば共有しようとはしなかっただろう。
 キリスト教国ではあくまで敬虔に、荘厳にクリスマスという行事を祝うものなのかと思いきや、思ったよりも柔らかい行事であるようで新鮮に感じた。不要な箇所とは思うものの、著者が情緒的に描写したドイツの片田舎のクリスマスは幻想的で美しかった。一度はクリスマス時期のドイツを旅行してみたいものである。
クリスマスの文化史 / 若林 ひとみ

『溺れるものと救われるもの』 プリーモ・レーヴィ 

ナチ体制下の弾圧から生き残ったイタリア系ユダヤ人の著者による、当時の回想とその批判、考察をつづった本。
ジャンルとしてはエッセイと論文のあいのこという印象ですが、テーマがテーマだけに重いです。
この本はレーヴィ最晩年のものらしいのですが、事実関係についてはほかの作品で多く語ってきたこともあってか、エピソードを披露することより考察することに重点が置かれています。
著者の視線は冷静で(あるいは冷静であろうと最大限の努力がされており)、ひとりよがりな本にはなっていません。
ユダヤ人に対する弾圧の内実を、またそれをされた側の胸の内を、論理的かつ体験的に語っている良著だと思います。

読んでいる間に感情的になってしまったので、感想を書くのに時間が置けたのが却って良かったです(苦笑)
衝撃的でした。

『ユダヤ人』 ジャン・ポール・サルトル 

哲学者の書く文章なので抽象的でやや読みにくかったです。
でもユダヤ人とユダヤ問題についてかなり的確・端的にまとめてくれていると思います。
やはり彼らを肌で知らない日本人ではユダヤということについて書く・理解するのは難しいと思うのです。彼らが自然に隣人であるフランス出身のサルトルだからこその分析だと思います。
しかもサルトルは、反ユダヤ主義者に対してものすごく批判的なのです。
こんな風に自国の人間を批判しちゃって出版後に嫌がらせとかなかったんだろうかと心配になりました(何でお前が)
その皮肉というか、批判の仕方がユーモラスです。かつ論理的。
抽象的、といいましたが、その抽象的比喩をきちんと理解できればそこにはきっちり論理が存在していて理解しやすい。慣れが大切ということでしょうか。
ユダヤ人について知るには非常にお勧めの一冊。
その道のプロの教授推薦でもあるので、心配ありませんですよ(笑)

『東欧・旅の雑学ノート 腹立ちてやがて哀しき社会主義』 玉村豊男 

著者が1979年に身一つで巡り巡った東欧諸国見聞録。
70年代=世界大戦は終わったけれども東の社会主義国と西の資本主義国がにらみ合い、ベルリンの壁がまだあった。
そのうちの社会主義国(東欧、ユーゴスラヴィア・ブルガリア・ルーマニア・ハンガリー・チェコスロヴァキア・ベルリン)が舞台です。
旅のときに日々つけていたというノートを、編集・修正ほとんどなしでそのまま活字化なさっています。
手直し書き直しではきっと味わえない臨場感に溢れています。また、社会主義国・東欧への偏見が感じられる部分も処々見られます。でもある意味、それが「当時の感覚」だったのか。凄く西洋(西欧)至上主義な印象を受けました。
外からの旅行者に対する対応、交通機関、食べ物、宿についての話題が多いです。旅の要だからでしょうか。
他にも各国に住む人々の微妙な差から大きな差まで、難しくない視点から書かれています。
実際体験したこと、というのが強いですよね。

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