『ユダヤ人』 ジャン・ポール・サルトル
哲学者の書く文章なので抽象的でやや読みにくかったです。
でもユダヤ人とユダヤ問題についてかなり的確・端的にまとめてくれていると思います。
やはり彼らを肌で知らない日本人ではユダヤということについて書く・理解するのは難しいと思うのです。彼らが自然に隣人であるフランス出身のサルトルだからこその分析だと思います。
しかもサルトルは、反ユダヤ主義者に対してものすごく批判的なのです。
こんな風に自国の人間を批判しちゃって出版後に嫌がらせとかなかったんだろうかと心配になりました(何でお前が)
その皮肉というか、批判の仕方がユーモラスです。かつ論理的。
抽象的、といいましたが、その抽象的比喩をきちんと理解できればそこにはきっちり論理が存在していて理解しやすい。慣れが大切ということでしょうか。
ユダヤ人について知るには非常にお勧めの一冊。
その道のプロの教授推薦でもあるので、心配ありませんですよ(笑)
- [2005/10/31 23:08]
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『東欧・旅の雑学ノート 腹立ちてやがて哀しき社会主義』 玉村豊男
著者が1979年に身一つで巡り巡った東欧諸国見聞録。
70年代=世界大戦は終わったけれども東の社会主義国と西の資本主義国がにらみ合い、ベルリンの壁がまだあった。
そのうちの社会主義国(東欧、ユーゴスラヴィア・ブルガリア・ルーマニア・ハンガリー・チェコスロヴァキア・ベルリン)が舞台です。
旅のときに日々つけていたというノートを、編集・修正ほとんどなしでそのまま活字化なさっています。
手直し書き直しではきっと味わえない臨場感に溢れています。また、社会主義国・東欧への偏見が感じられる部分も処々見られます。でもある意味、それが「当時の感覚」だったのか。凄く西洋(西欧)至上主義な印象を受けました。
外からの旅行者に対する対応、交通機関、食べ物、宿についての話題が多いです。旅の要だからでしょうか。
他にも各国に住む人々の微妙な差から大きな差まで、難しくない視点から書かれています。
実際体験したこと、というのが強いですよね。
- [2005/07/22 09:16]
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『海外パックツアーをVIP旅行に変える78の秘訣』 喜多川リュウ+パックツアー向上委員会
海外パックツアーを、安く・楽しく・豪華にする裏技や豆知識が詰まってますv
海外旅行に興味のある方は読んでおいて損無しです。買ってもいいかもしれない。
喜多川氏は現役の添乗員さんで、委員会=旅通の皆様と、『ちょっとしたコツでこんなことができる』ってことをたくさんの実例をあげながら書いて下さってます。文章は軽快で読みやすく、ハリポのようにところどころ強調されていて(笑)大事な部分もわかりやすい。
言ってみれば結構我侭も通るものなのだな、ということと、やはりトラブルは付き物なんだなと思いましたです(笑)
旅行業界の裏側も随分ネタにされています。フライトアテンダントさんやホテルマン、旅行代理店、空港会社の皆様等等、携わる人たちの生の声が活かされていました:*:°
- [2005/04/04 19:49]
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『西洋史こぼれ話』 H・C・ツァンダー
キモい話が多かった。(笑)あとまじめに西洋史学んでないとわかりにくいヤツとか。
それと「古さ」もやや気になる。
ナポレオンが凄くお子ちゃまで、もう少しこの人の睡眠時間長ければ世界征服してたのかと思うと怖いです(笑)
- [2004/03/29 10:33]
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『世界で一番いのちの短い国 シエラレオネの国境なき医師団』 山本敏晴
すっげえ…カルチャーギャップというか。うーん。
ネズミよりもでけえ黒い妖精さんにハナから引いてしまった…(それはいいから)
とても解りやすい本。もう少し若い人でも絶対読みやすい。
すげえなあ…国境なき医師団って。
シエラレオネって国の名前がもっともっと知られるようになって、もっともっとよくなっていくといい。
シエラレオネの内情は苦しかった。痛かった。痛かった。
- [2003/12/13 12:09]
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『立ったまま埋めてくれ ジプシーの旅と暮らし』 イザベル・フォンセーカ
長かったけど膨大な知識を頂いた感じ。
ユダヤ人と同じような事件(ホロコースト)にぶちあたっているのにも関らず、どうしてジプシーについてはあまり知られていないのか。それはやっぱり彼らが文字を持たないから&過去にこだわらないから&「諦め」という文化を持っているからなんだろうな、と思った。
ユダヤ人は書いた。アンネの日記しかり、あのころはフリードリヒがいたしかり、本がある。でもジプシーに対するホロコーストを扱った有名な本(教科書に載るような…)ってないよね。
そういう不公平(?)って、ちょっと悔しい。
つか串刺しはヴラドよりも先にヴラドの従兄弟(?)のシュテファンが行っていたそうじゃないですかー何さー。
ドラクリヤはやっぱり悪い人というか、「ルーマニアでのみ」英雄扱い、っていう書かれ方だったですね。
- [2003/12/12 11:59]
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『ローマ帝国愚帝列伝』 新保良明
ローマの皇帝はホモと変態と馬鹿ばっかりか。(待て)
当時のシステムや性の乱れっぷりはなかなか興味深かったですが。
- [2003/06/07 23:04]
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