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『笑う大英帝国―文化としてのユーモア』 富山太佳夫 

王族貴族から政治家までこきおろし、馬鹿では分からない理知的なネタから下ネタまで飛び出して来る、イギリスにおけるユーモア・笑いについて書かれた1冊。

章ごとの内容は、ざっくり分けると、
1章~3章:王族・政治家・貴族という笑いの対象となる身分別
4章~5章:パロディについて
6章:聖書や戦争という扱い方によっては「不謹慎だ」と怒り出す人がいそうなものを「笑う」ことについて
7章:同性愛について

挿絵があれば挿絵もふんだんに引用されているため、イギリス文化に造詣の深くない私でもおかしさが伝わってきました。
富山先生の語り口もとにかくユーモラス。
政治家貴族を笑い倒すイギリスを、富山先生は「歴史的に不真面目」「理解できない」「下品」とざっくり切ってゆかれます。
そこには「けなし愛」とでも言いましょうか、暖かみのある目差しがあるように思いました。ちょっと半笑いでこきおろしておられる、ような笑
イギリスとイギリスのユーモアが本当にお好きだからこの本が生まれたのだろうな、と勝手ながら感じました。

第3章が「御主人様はアホですから―執事の伝統」という題を冠しているところから期待はしておりましたが、バーティ&ジーヴスが紹介されていたこともとても嬉しかったです。


笑う大英帝国―文化としてのユーモア (岩波新書)笑う大英帝国―文化としてのユーモア (岩波新書)
(2006/05/19)
富山 太佳夫

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『販売・飲食・サービス 接客業の英会話―これだけ言えたら大丈夫!!』 

接客の際に使えるごく基本的な会話表現と単語をまとめた本。
文法の説明などはなくひたすら例文が並んでいる形ですが、中学英語くらいのレベルなので困ることはありませんでした。
CDがついていないため、アクセントが確認できないのがやや不便でした。

販売・飲食・サービス 接客業の英会話―これだけ言えたら大丈夫!! (NOVA BOOKS)販売・飲食・サービス 接客業の英会話―これだけ言えたら大丈夫!! (NOVA BOOKS)
(2004/09)
不明

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『香馥時間―水たばこ』 

水煙草(シーシャ)入門本。
シーシャが味わえる店、シーシャの部位名や使い方、手入れの方法、来歴などまで分かりやすくまとまっています。
随所に挿入されたシーシャの写真もとても美しくて楽しめました。
喫煙者ではありませんが、一度体験してみたくなりました。

香馥時間―水たばこ香馥時間―水たばこ
(2009/01/30)
日労研編集部

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『文明の衝突と21世紀の日本』 サミュエル・ハンチントン 鈴木主税訳 

冷戦後そして将来に渡っての世界情勢について論じた新書。
大雑把な理解ですが、「イデオロギーを同じくする国同士の対立」から「A文明チームとB文明チームとの対立」にシフトして行くだろうという話(『文明の衝突』)+国際社会におけるこれからの日本についての話(『21世紀の日本』)という感じの章立てです。
ハンチントンさんはアメリカの政策立案なんかにも関わるような著名な学者さんだそうで。
発売当時にずいぶん騒ぎになっていて、法学の授業でも勧められた一冊。
図解つきで解りやすく、なるほどなあと思う指摘も多く楽しかったです。
世界史をやった方には特に面白いのではないでしょうか。

文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)
(2000/01)
サミュエル・P. ハンチントン

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『未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告』 菅谷明子 

世界最最大級の情報量を蓄え活用する、ニューヨーク公共図書館の実際をレポートした新書です。
ニューヨーク公共図書館は、ニューヨーク市全5区を管轄する3館・地域分館85館・研究図書館4館から成っています。
菅谷さんによれば、どの館でも単純に資料を貸し出すだけでは終わりません。
様々な資料の用意・貸し出し・取り寄せ・閲覧、緻密なレファレンス、パソコンなどのツールの提供、各種セミナーの開催、非常事態における情報提供など、媒体や形式を限らずサービスが行われています。
取り扱うテーマもビジネスから芸術文化、子ども向けなど、ジャンルやサービス対象を問いません。
ニューヨーク公共図書館を利用する市民の声もまとめられており、幅広いサービス内容が形骸化せずに機能していることが伝わってきました。
コミュニケーションツールの発達により情報が氾濫するこの時代にこそ、彼らは必要とされている。
あえて難があるとすれば、課題や問題点がほとんど取り上げられていないということでしょうか。
完璧な図書館など存在しない、と思います。
ニューヨーク公共図書館がこれからどのような改善と新事業を志向しているのか。気になるところです。

未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)
(2003/09/20)
菅谷 明子

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『ほたるの本 皇妃エリザベート―永遠の美』 南川三治郎 

主観的で憶測が多く傍証が少ないので、どこまで信じていいのか微妙な本。
写真や絵がふんだんに使われているのはわかりやく美しくてよいのですが、著者(写真家)がシシィに酔いすぎもしくは酔ったふりをしすぎていて彼女のことが劇的に描かれ過ぎ、ちょっといろいろ信じかねます。
また、参考文献が貧弱なのも気になりました。
架空の姫ものとして楽しむならともかく正確さを求めてはいけない本…ではないでしょうか。

皇妃エリザベート―永遠の美 (ほたるの本) 皇妃エリザベート―永遠の美 (ほたるの本)
南川 三治郎 (2006/04)
世界文化社

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『あなたのたいせつなものはなんですか?…カンボジアより』 山本敏晴 

カンボジアの子どもたちに「あなたの大切なものはなんですか?」と聞き、絵に描いてもらっている。
その絵(答え)とそれに関連する写真集。
歴史にも少し触ってくださいます。
血まみれの人を描く子が、地雷や戦争がなくなればいいと実感をもって話す子が、切なかった。
写真はすっきりシンプルで美しい。
一面ただただ広がる線に見入ってしまいました。
涙が出た。

あなたのたいせつなものはなんですか?―カンボジアより あなたのたいせつなものはなんですか?―カンボジアより
山本 敏晴 (2005/06)
小学館

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