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『ジーク―月のしずく日のしずく』 斉藤洋 

異世界ファンタジー。キャラの立ち方と世界観が良く、大変面白かったです。
ジークと仲間たちの関わり方が好きです。トキメク…!
ノリは指輪物語とかああいう感じかと思いますー。アレは読んだことないのですけど。
父親に先立たれ、山でひとり暮らしていたジークの元へ出世した親友がやってきた。彼につれられ王都へ出たジークは、自分の出生の秘密を知ってゆく…ハラハラドキドキ、バトルアリ友情アリ話。
謎解き要素も多分にあるのが嬉しい(笑)引いた伏線を納めて行く腕はお流石です。
作品中からはまっすぐな倫理観が伺え、戦いを描いてはいるものの子供に読ませても大丈夫な作品だと思いました。

『やわらかな記号』 小川みなみ 

理系ファンタジー。著者が生物を教えていた方ということで、かなり生物学に突っ込みます。
高校の生物部の面々は、ある日ある生物が回りにいるものをワープさせる力を持っていることを発見した。
その力を試しているうち、おかしな世界に迷い込んでしまった…!
自然の動植物がいきいきと描写されているのはお流石です。自然の中に人間がぽつんといるときの無力感や不安も。
私は生き物の名前を出されても良く解らないため、挿絵があって助かりました。
そんなにリアルな挿絵ではありませんが、虫やナメクジなどが苦手な方にはきついかもしれません。

『レベル21 アンジュさんのマジカルショップ』 さとうまきこ 

小学校の頃読んだ覚えがあるのですが、友達に薦められて再読。
今読むと、神秘主義の世界に引きずり込まれそうな結構電波なお話でした(笑)語録とかあるから益々そういう感じがするんだろうなー。
でもその非常識さが面白いです。
主人公はある日、今まで目につかなかった雑貨屋さんに気付きます。中にはアンジュさんという不思議な女性がおり、主人公はそのお店に通うようになって……という感じ。
雰囲気は「耳をすませば」に出てくるバロンのいるアンティークショップ(というのかなー)に近いと思います。
主人公とアンジュさんとの交流が可愛いです。「銀のスプーン」のお話は特に印象的。
柔らかで不思議そのものなラストは再読前にも頭に残ってました。最初に読んだときから随分たつのですが。
大人が楽しめるかは人によると思いますが、小学生くらいの子ならこのマジカルさ(何)を楽しんで読めるのではないでしょうか。

『ふたりのロッテ』 エーリヒ・ケストナー 高橋健二訳 

とにかく訳が下手だったのが残念…!
ドイツ語をまんま日本語に置き換えたような堅い訳でした。もう少し読みやすい言葉に直してもお話の筋は損なわなかったと思います。
お話自体はケストナーらしい稚気とわくわくに富んだ大変面白いものでしたv
お互いのことを知らず別れ別れになっていたルイーゼとロッテの双子が、離婚した両親を復縁させようと頑張るのです。
家族の絆や、小さなふたりが奮闘する姿にじんと来ます。
「双子が入れ替わる」というそれだけでドキドキな展開もさることながら、子供が楽しめるお話の裏には勝手な大人(親)への批判も込められている様に思います。子供好きのケストナーらしい、子供の目線からの物語でした。

『ルドルフといくねこくるねこ』 斉藤洋 

ラブ要素がバリバリでそのうちルドやんにもハニーができるのかなーと思うと複雑です。
続くよねまだ…??

『キツネ山の夏休み』 富安陽子 

大っっっっ好き!!だったこの本に再会だよ!
たぶん今まで活字の中でこれ以上繰り返し読んだ本も珍しいと思う。本当に好きだ~。今読んでも好きだ。
オキ丸&弥(ひさし)のコンビが凄くいい。手をつないだり首ねっこにつかまったり、そういう男の子じみたスキンシップが凄くいい。キツネっていうものに憧れる。晴明(&博雅v)にハマったのも、これがルーツだとすれば当然だったのかも。
子供時代を絵に描いたような、リアルで非現実的な夏休み。私もこんな夏が過ごしたい、と思った。
「もうひとつの夏送り」が大好きだ。
とても綺麗で、別れの暗示が寂しくもあって。
うわーん好き。この二人がまた次の年の夏も出会えていたらいいのにな。
永遠の少年とキツネでいて欲しい二人だよ。愛…!

『西の魔女が死んだ』 梨木香歩 

泣けたー…大好き。
学校のことを言い表す言葉の的確さにはっとした。
凄く素敵な、「西の魔女」。田舎住まい人として、おうちの周りが想像しやすかったです。
死や登校拒否を扱ってはいるんだけど重くならない。
ラストは本当にぼろっぼろ泣いてしまった。

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