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『『吾輩は猫である』殺人事件』 奥泉光 

『吾輩は猫である』の最後に死んでしまったはずの「猫」が実は生きていた。それも、遠く上海で!
猫はどうやって上海までやって来たのか? なぜ苦沙弥先生は殺されなければならなかったのか? なぜ「吾輩」には――名前がないのか?
『吾輩は猫である』の行間に隠された秘密とは。

時系列的には「猫」の物語のあとから始まる本書は、しかし苦沙弥先生の死を吾輩が知るところから、「過去に何が起こって苦沙弥先生は殺されたのか?」ということが検討され始めるに従って、吾輩が苦沙弥先生にいたころの出来事に新解釈を与える方向へと向かってゆきます。
吾輩の語り(『吾輩は猫である』本編)に新たな光りを当てるのは、上海の猫社会に生きる個性的な猫たち。
バスカヴィル家の犬の末裔犬を追う探偵猫ホームズ&助手猫ワトソンも登場し、華やかな推理合戦が行われます。
次々に謎が打ち出される筋立てはサスペンスフル。でもミステリやサスペンス小説という枠の中だけには収まりきらない内容にになっておりました。
迷亭・寒月・独仙くんら原作でお馴染みのメンバーも顔を出し、予想外過ぎる役割を演じています。
原作がもともと好きなもので、迷亭先生に再会できたのは特に嬉しかったですね…!


『吾輩は猫である』殺人事件 (新潮文庫)『吾輩は猫である』殺人事件 (新潮文庫)
(1999/03)
奥泉 光

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