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『モロッコ水晶の謎』 有栖川有栖 

あああこれだよーこの空気だよ私が読みたかったのは…!(笑)
全力投球本格本格した空気がたまりません。

①助教授の身代金
核になるネタがやや②と被る。大阪府警の出番が多くて大歓喜。
犯人さんの動機が現実性に欠ける上弱い気がしました。『絶叫城殺人事件』然りですが、現代っぽい中身のない犯罪者を描こうとされているのでしょうか。

②ABCキラー
兵庫・大阪・京都府警夢の競演。 刑事さんみんな大好きです。
さすが旅好きの有栖川先生というか、架空の地名の命名が上手い。嘘っぽくない。本当にありそうっていうかあるんじゃないの…? という感じ。
登場人物のお名前に関しても有栖川先生は比較的そうだと思います。実際にありそうなんだけど無さそうでもある。その『ありそうでない、なさそうである』というのが本格ミステリの味のひとつであると有栖川先生ご自身仰っておられましたが正にその通りv
最初に掲載された文庫(ABC殺人事件をモチーフとしたアンソロジー)の中でも一番良かった作品だったと思います。

③推理合戦

④モロッコ水晶の謎
表題作。とりあえずオチはちょっと厳しかったような…!(笑)
時事ネタ色強かったので、今読んでおくのが一番美味しいかな。旬。


有栖川先生の使う日本語が非常に好きです。端正で。たまに難しめの熟語を若い人が使ってたりして書き分け難アリ!と思わなくも無いですが(笑)基本的に読んでいて気持ちいいです。

モロッコ水晶の謎 (講談社文庫 あ 58-14)モロッコ水晶の謎 (講談社文庫 あ 58-14)
(2008/03/14)
有栖川 有栖

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