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『蛇を踏む』 川上弘美 

「BOOK」データベースから内容
以下引用>
藪で、蛇を踏んだ。「踏まれたので仕方ありません」と声がして、蛇は女になった。「あなたのお母さんよ」と、部屋で料理を作って待っていた…。若い女性の自立と孤独を描いた芥川賞受賞作「蛇を踏む」。“消える家族”と“縮む家族”の縁組を通して、現代の家庭を寓意的に描く「消える」。ほか「惜夜記」を収録。
以上引用>

表題作は、内容の通りかなり唐突にカッ飛んだ展開を突きつけられます。
にも関わらず、女になった蛇が行うのは料理を作り、主人公を待ち、主席を共にするという「日常」。そのギャップが不気味なおかしみを生んでいます。
蛇が主人公の心身ともに絡みつく様は赤裸々な性の香りと、粘着質な母性のどちらもを感じさせます。ねっとりとした蛇の女に、主人公は絡め取られてしまうのか否か。
3作ともとても楽しく読みました。
ひたひたとした日本語が、浮遊するような世界観に引きずり込んでくれます。

蛇を踏む (文春文庫)蛇を踏む (文春文庫)
(1999/08)
川上 弘美

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