スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『光村ライブラリー【中学校編】朝のリレーほか』 

光村図書の教科書に掲載されてきた詩を集めた本。『朝のリレー』を改めて読んでみたくて借りたのですが、北原白秋宮沢賢治島崎藤村草野心平ヴェルレーヌ中原中也室生犀星茨木のり子リルケ高村光太郎など各時代の名作よりどりアンソロジーという感じで面白かったです。
松任谷由美さんの『春よ、来い』が載っていたことに驚き。音楽がばっと耳の中で流れてしまって、詩として取るのが難しかったです。
『春の朝』(R=ブラウニング、上田敏訳)の結びが「すべて世は事もなし」。しばしば使われる言葉ですが元ネタはここなのか?
『木琴』金井直 戦争の詩。妹と木琴を歌った詩。とても切なくて泣けた。表現の仕方、物への気持ちの託し方が上手いです。
『ヒロシマ神話』嵯峨信之 戦争の詩。静かな怒りのようなものを感じる。「一瞬に透明な気体になって消えた数百人の人間が空中を歩いている」という表現に紅の豚を思い出した。
『わたしが一番きれいだったとき』茨木のり子さんはやっぱりなく。まともにこの人の詩集を読んでみたい
巻末に各作家の履歴と代表作の紹介、いつごろ教科書に掲載されていたのかがまとめられている。

光村ライブラリー・中学校編 セット(全5巻) 光村ライブラリー・中学校編 セット(全5巻)
(2005/11/15)
光村図書

この商品の詳細を見る
スポンサーサイト

Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackback URL
http://dankeschon4310.blog16.fc2.com/tb.php/630-d1ddddec

祖父 谷崎潤一郎 (中公文庫)

祖父 谷崎潤一郎 (中公文庫)・高村光太郎「ぼろぼろな駝鳥」と教育現状と教育改革・菊池昭 益子焼 花文酒盃・久々だす・22 高村光太郎文学碑・+=10 前編・『ラヴレターの研究』・朝、読む・半年は長かった・今はもう秋。・コスモス畑(安達太良高原) ...
  • [2007/10/22 08:13]
  • URL |
  • あおいのblog |
  • TOP ▲

中原中也詩集 (岩波文庫)

初めて中原中也の作品を読んだ時は、ありきたりの叙情詩だと思ったのだが、繰り返して読むうちに、思わずはまってしまった。中也の作品の最大の魅力は、表面的なロマンティシズムの裏側に隠された、真摯な求道精神にあるのだと思う。きっと中也という人は、まるで侍のよう...
  • [2007/10/22 04:56]
  • URL |
  • 詩集を攻める |
  • TOP ▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。