『光村ライブラリー【中学校編】朝のリレーほか』
光村図書の教科書に掲載されてきた詩を集めた本。『朝のリレー』を改めて読んでみたくて借りたのですが、北原白秋宮沢賢治島崎藤村草野心平ヴェルレーヌ中原中也室生犀星茨木のり子リルケ高村光太郎など各時代の名作よりどりアンソロジーという感じで面白かったです。
松任谷由美さんの『春よ、来い』が載っていたことに驚き。音楽がばっと耳の中で流れてしまって、詩として取るのが難しかったです。
『春の朝』(R=ブラウニング、上田敏訳)の結びが「すべて世は事もなし」。しばしば使われる言葉ですが元ネタはここなのか?
『木琴』金井直 戦争の詩。妹と木琴を歌った詩。とても切なくて泣けた。表現の仕方、物への気持ちの託し方が上手いです。
『ヒロシマ神話』嵯峨信之 戦争の詩。静かな怒りのようなものを感じる。「一瞬に透明な気体になって消えた数百人の人間が空中を歩いている」という表現に紅の豚を思い出した。
『わたしが一番きれいだったとき』茨木のり子さんはやっぱりなく。まともにこの人の詩集を読んでみたい
巻末に各作家の履歴と代表作の紹介、いつごろ教科書に掲載されていたのかがまとめられている。
![]() | 光村ライブラリー・中学校編 セット(全5巻) (2005/11/15) 光村図書 この商品の詳細を見る |
- [2007/04/23 12:34]
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祖父 谷崎潤一郎 (中公文庫)
中原中也詩集 (岩波文庫)
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