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『ダブル/ダブル』 マイケル・リチャードソン(編) 

(以下「まえがき」から引用)<双子><分身><鏡><影><人造人間>といった、いわば「一人が二人で二人が一人」の物語を集め(以上「まえがき」から引用)たアンソロジー。西洋の作家さんのみで、大体20世紀の作品ですが、一部19世紀のものも見られました。
アンソロジーなので短編のみ。(一編だけ詩も)あまりにも有名な作品はあえて外してあるようです。
はっきりとオチを示さなかったり、イキナリ不思議現象がナチュラルに起こっていたり、全体的に伝奇小説っぽく仕上がっています。
主題がアイデンティティを問うようなものだからか、その喪失の恐ろしさが描かれているものが多くてそういう意味で怖くなるしぞっとします。
ただ、訳の問題なのか原作からしてそうなのかはたまた私の理解が足りないのか(…)、書き方が主観的過ぎて半ば意味不明だと思った作品もあります。
不気味な雰囲気を楽しめ、といわれてしまえばそれまでですが、個人的にはあまりハマり切れませんでした。

ダブル/ダブル (白水Uブックス)

もくじ。
かれとかれ(ジョージ・D.ペインター)
影(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)
分身(ルース・レンデル)
ゴーゴリの妻(トンマーゾ・ランドルフィ)
陳情書(ジョン・バース)
あんたはあたしじゃない(ポール・ボウルズ)
被告側の言い分(グレアム・グリーン)
ダミー(スーザン・ソンタグ)
華麗優美な船(ブライアン・W.・オールディス)
二重生活(アルベルト・モラヴィア)
双子(エリック・マコーマック)
あっちの方では―アリーナ・レイエスの日記(フリオ・コルタサル)
二人で一人(アルジャーノン・ブラックウッド)
パウリーナの思い出に(アドルフォ・ビオイ・カサーレス)

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