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『はじめて学ぶ日本近代史(下)―日露戦後から敗戦まで』 大日方純夫 

近代通史本の下巻。
上巻に引き続き、朝鮮・中国などアジア、女性、子どもなど非常に視点が多角的で良いです。
第二次世界大戦時期の叙述は感情的な部分もありますが、しょうがないところかな…と。
日本の課外や罪について史料付きで示されており、痛いけどよく言って下さったことだと思います。
著者の示した史料とデータを偏っていると批判する人もいるかもしれませんが、同じ偏るのなら被害の事ばかり述べるよりも加害のことをきちんと話してくれるほうがずっといいと思います。
朝鮮の方を労働力として、女性を従軍慰安婦として強引に拉致する話などを読んでいると、北朝鮮を批判するばかりで自己批判をおろそかにしている自分たちがとても恥ずかしい気がしました。
よく愛国心が失われるから教科書にこういう話は載せない方が良い、という方がいらっしゃいますが、それはやはり論理のすり替えなのではないかと思います。
何故国を誇れないのか。「過去の出来事」それ自体というよりも、今の日本にその罪をきちんと償う気持ちと姿勢が欠けているからです。
教科書に載せるな、という政治家その人が日本に被害を受けた国々、人々に対して真摯であれば、誇る気持ちは起こるのではないでしょうか。

話がズレましたが、多角的かつ自国擁護に陥らない視点で語られた良いシリーズだと思います。

はじめて学ぶ日本近代史〈下〉―日露戦後から敗戦まで はじめて学ぶ日本近代史〈下〉―日露戦後から敗戦まで
大日方 純夫 (2003/03)
大月書店

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