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『父の映像』 犬養健他 

有名人のお子さん方が、父親について語った新聞連載文をまとめたもの。
掲載紙が「東京日日」と「大阪毎日」ってのもなんというか因縁めいて…?(笑)
福地源一郎がはじめた東京日日は、原敬が編集総理をやってたことのある大阪毎日の傘下に入れられ最終的に吸収されている筈です。(だから多分両紙の名前で載ってるんだと)(めっちゃ余談)
さてまあお子さんから見たお父さん、ということで、書かれ方も様々です。
どの子たちも割と公平に書くよう気をつけて下さっていますが、やっぱり接せられ方によってちょっと憎しみや親しみや敬意が滲み出てますね!(憎…?)
そしてどのお父様方も「公」と「私」のイメージが違う…!
勿論これで読んで初めて知った人が3人、しっかり伝記を読んでいない人がほとんどという有様の私だからかもしれないのですが。
でもそのギャップがものすげえ、もえ。(帰れ)

やや本の中で話されたエピソードを引きます。これから読むから中身は知りたくない!という方は以下は飛ばして下さい。

『犬養毅』(犬養健)
たけるん、もう少しお父さんの話しようぜ。(笑)(何)
お父さんを囲む人々(せごさぁ、大隈さん、孫文、地元の人々)の話が多くて、健くんにしか言えない毅さんエピソードというのが少なかったのがちょっと残念。
でも犬養さんの地元での愛されっぷりとか泥酔神鞭とか激論の末客をタタキに突き落とした話とかいろいろちょうもえ。(笑)

『鳩山和夫』(鳩山一郎)
和男さんがとても息子二人に優しいこと、戦前からアンチ詰め込み主義を標榜していたという先見の明に驚きました。(や、基礎の暗記は必要だと私は思うんですけれども。でも詰め込むだけじゃどうにもならん)
原もそうだけど結構子煩悩…?子も可愛いが和男も可愛い。ついでに言うと鳩山家の墓は広くてデカい。

『原敬』(原奎一郎(貢))
……敬さんごっつ優しいんですが……!!
こんな朗らかな形容ばっかりされてる敬さんを見たのは「鬼謀の宰相・原敬」でくらいだよ!(笑)明治の親分的気質とか、兄貴ィ!な感じだとはよく聞くし「腕の原」「徳の松田」のはずが奎一郎さんへのこの甘さと優しさもうもえすぎてきゅんだ。(日本語喋れ)パパケーブラボー。奎一郎さんよくやりました。もうこの可愛い原さんは出来ればコピーして保存したい勢いです。ありがとうありがとう。(お前何)
巻末解説の方は「養子だからこそこのような適度な距離が取れたのだ」と解してましたが個人的には「本当に実子のように可愛がっていた」んだと思います。
「立派に育てよ」って暖かい視線が目に見えるようなのですよ。

『浜口雄幸』(浜口雄彦)
雄幸さんといえば「孤独を愛する生真面目な人」というイメージが非常に強くてですね!家庭での物凄い明るい姿に驚いた…!
笑いの絶えない楽しい家庭★という感じ。ちょっとずぼらで朗らかで。でもしつけと礼儀はきちんとしていて。
物凄い笑ってるし冗談も言うしかわいい人だ。
イメージ変わったなぁ。キュン。

『橋本雅邦』(橋本永邦)
初タッチの人。名前しか知らなかったです。
メモとしては画人だけど川上操六大将と懇意で、児玉源太郎さんとも面識あり&話が弾んだということ。
芸術家の子供って大変なんですね…(ほろり)

『長与専斎』(長与善郎)
初タッチの人。医学の方で功績の大きい方。
洪庵センセーの適々斎塾出身。このとき知り合った諭吉先生とは晩年まで仲良し。
橋本佐内たんとか大村まっすーとかとはどうだったのか気になる。
若い頃青木周蔵を通して井上馨ちゃん(長崎判事)に世話になったりもしている。
思い切りの良い世話っぷりが馨ちゃんだなぁという感じv山県の覚えは良くなかった、らしい。

『夏目漱石』(夏目伸六)
金ちゃんこわい……!(めそ)
ごめんこれはちょっと神経のせいとかで片付けちゃいけない怖さだった。お子さんまだわだかまりとれてないだろう…?
多分頑張って良い感じに書こうと努力なさったんだろうなー等と。おつかれさまでした…。(何)
でも気分が良いときの様はとても可愛かったんだよー。おとうさまがついているからという金ちゃんはとても可愛い。

『児玉源太郎』(児玉秀雄)
源ちゃん寺内(正毅)と仲良しだったそうな。乃木への言及はなし。巳代治との茶目っ気ある小競り合いバトル収録。(笑)
次の小村の分厚さに比べてページ数少なくて少々残念。
でもお茶目なところは描写されていて可愛かったv

『小村寿太郎』(小村捷治)
メモ。侍僕@宇野弥太郎。宇野小村。(…)もえた。かなりもえた。主従もえた。
小村に十数年仕えて日常の世話をした宇野さんはちょっと変人で(え)いい身分の家出身なのに若い頃に家出して全国各地を飛び回り、いろんな国の料理と言葉を自在にし、漢語も出来る。小村没後は新たな主人には仕えることなくコックとか料理教室とか先生とかをやっていた。
お子さんをさえ叱らなかった小村が唯一怒鳴りつけて叱ってた相手。(笑)小村の雷声が聞こえたら宇野を叱ってると思え!
侍僕で料理人てもうコレ個人の伝記があるはずもなく、小村を調べる過程で見つけるしか無かろうな…でももえる。
つか小村さんみんなに愛されてるよね。桂太郎さんとか、杉浦重剛さんとか。陸奥も。(笑)

『浅野総一郎』(浅野総一郎)
メモ。安田善次郎。安田浅野安田。(……)コンビ、もえた……初っ端からもう来た。ピンでもええや。この人多分伝記とか史料ちゃんとあるからちょっとチェキだ。財界の豪傑、という感じ。お子さんの文でざっとその生涯を見ただけでも気骨ありありでものスゲエカッコいいです。
糞問答には笑いましたが(笑)横浜に公衆トイレが出来たのはこの人のお陰様★
政界にも働きかけをしているし調べたら楽しそう。
渋沢のお気に入り、というのも美味しいです(笑)

『渋沢栄一』(渋沢秀雄)
カッコいいな…!!!やっぱり財界の王様だね栄一っちゃん!
財界、というか企業のリーダーはこうでなきゃと思います。今の人たちもこんな風に凛々しく筋が通っていればいいのにな。
私が明治に生まれていたら是が非でもこの人の下で働きたい!という感じ。漢だぜ!

『森鴎外』(森於莵)
鴎外さんて…鴎外さんて真面目な堅物さんでメランコリックな空気漂うおじ様だとばかり思ってた…!!
凄い愉快。散歩の途中で疲れたりその辺を眺めようとしたときによく道端にしゃがみこんでいたそうなんですが、そのしゃがみ方が「御ていねい」なときは、下駄を両方脱いで、片方に尻をもう片方に足を乗せて杖でバランスをとって座っていたそうな(爆)しかも親子で!想像したら笑が止まらなかったんですが…!!(笑)
お子さんはお父さんが動かないから仕方なく真似をしたそうですが、普通にしゃがんで待ってちゃいけんのですか?(笑)かーわーえー(笑)
しかし後妻を迎えてからの家庭内不和エピソードには胸が痛みました。

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