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『飛ぶ教室』 エーリヒ・ケストナー 山口四郎訳 

ケストナーの代表作。たいていこれかエーミールが挙げられる気がします。
日本で言う高校生の少年たちと、彼らを囲む大人たちが繰り広げる優しい青春物語。
辛い時代を苦しく生きてきた人なのに、こんな風にスレてない綺麗な世界を作り出す気持ちの透明さが凄い。
政治風刺やエロティックな世界を描かない人ではないのに、子どものために書くってなると気合が違うというか一気に空気が清廉になる。
すてきなひとです。
ケストナー作品からは大人に対する批判を感じることがままあるのですが、このお話では「正義先生」も「禁煙さん」も子供の心を忘れていない大人として描かれていてすごく素敵でしたー。そして冒頭と終章のケストナー本人も。
少年たちの友情と大人たちの友情とどちらも大好きです。
ジョーニーとマルチン、ウリーとマチアス、禁煙さんと正義先生、ゼバスチャンや美少年のテオや他諸々愉快な仲間たち、みんな可愛いです。
ケストナーが、そして作中の大人たちが、子どもたちをどれだけ大切に思っているかが伝わってくるのも嬉しいです。
こんな人がすべての子供たちの身近にいればいいのにと、夢見ずにはいられません。

飛ぶ教室 飛ぶ教室
桜井 誠、エーリッヒ ケストナー 他 (2003/12)
講談社

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【エーリッヒ・ケストナー】について

エーリッヒ・ケストナーエーリッヒ・ケストナー(Erich Kästner, 1899年2月23日 - 1974年7月29日)はドイツの詩人・作家である。ドレスデンに生まれ、父親は鞄作りの手工業者だったが、産業工業化のあおりを受けて、工業労働者になり、母親は夫の少ない労働賃金を補う
  • [2007/02/14 08:14]
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