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『作家小説』 有栖川有栖 

有栖川先生がボケた……!!!!

や、ボケとツッコミの方のボケです(笑)ノリの楽しい短編小説集。
今回の俎上の材料は『小説書き』。作家に付き物のアレやコレをブラックユーモアな感じでネタになさっています。
全体的にミステリというわけではないけど、やっぱり残るミステリの味。どんでん返し。
でも本格ではないですね。
どちらかというとホラー&コメディテイストなのかな。星新一さんのショート・ショートとかとも近い空気だと思います。


「書く機械(ライティング・マシン)」
痛怖い。解説も併せて読むと更に。職業作家ってほんとに大変なんだな、という話。

「殺しにくるもの」
一番ミステリテイスト。最後のところに有栖川先生のお楽しみがあったんだろうと推察致します。
ドキっとしましたビックリでした。

「締切二日前」
かっこわらい。トリビアの種。でもオチまで不気味がりっぱなしでした。その辺の空気作りがお上手だと思います。

「奇骨先生」
印刷・出版界の不況について、うんうん頷きつつ読んでました(誰)

「サイン会の憂鬱」
ミステリ+ホラーテイスト。緊迫感がとうとう最後近くまで感じられなかったのですが、でもいい感じに落ちていたのでは。

「作家漫才」
さすが大阪人でいらっしゃる……! A先生のタイガースネタはなんだか目に見えるようで可愛くて仕様がありません(笑)

「書かないでくれます?」
怖い。挿話が上手い。お気に入りです。

「夢物語」
星さんのショートショートを一番思わせる気がする。私はそういう取り方をしました。


しかし全体的に思うのは、どうしてこう有栖川先生の作る人間ってみんないとおしいのかなと。
顔がすぐ浮かぶような感じ。可愛いなぁと思うてしまう。
……ファンの贔屓目ですかね(笑)

作家小説 (幻冬舎文庫)作家小説 (幻冬舎文庫)
(2004/08)
有栖川 有栖

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