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『谷崎潤一郎 <ちくま日本文学全集>』 谷崎潤一郎 

谷崎さんの小説から短編・中篇数編を選んだ文庫本。

『刺青』
有名な短編ですね。
強かで妖艶な女が、女の背が、大変綺麗でした。

『秘密』
既読につき割愛。

『母を恋うる記』
幻想小説と言って良いのでしょうか。
ふわふわと浮かぶような柔らかく不思議な雰囲気が好きな作品です。
静謐なファンタジーという印象を持ちました。

『友田と松永の話』
『秘密』と並んで推理小説的な作品。
ややオチが突拍子も無い感じがするので、純文学の谷崎潤一郎を求めている方には物足りないのではないでしょうか。
推理小説だと思って読むのなら、アリだろうし中々面白いと私は思います。

『吉野葛』
前半の細かく美しい風景描写に吉野の旅行記なのかと思ってしまいました。
土地の伝承・伝説を交えて、主人公の目から友人のルーツと現在が描かれています。
薀蓄・知識的な話に寄り過ぎていて途中やや退屈になりましたが、最後は可愛かったです。

『春琴抄』
既読につき割愛。

『文章読本 抄』
谷崎さんの「文章論」。
日本語の文章について、英文と比較するなど多角的に語ってあります。
小説書きの心得、というようにも読めました。

谷崎潤一郎 谷崎潤一郎
谷崎 潤一郎 (1991/05)
筑摩書房

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