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『僧正殺人事件』 ヴァン・ダイン 

これを読まないで推理小説ファンは名乗れない! …と、作品解説にさえ書いてあった名作。ようやく読みました(くは)
マザーグースの「誰が駒鳥を殺したか」に合わせて人々が殺されてゆく。犯人は何故そんな殺し方を続けるのか、真犯人の正体は?
最後のヴァンスと犯人の対峙・どんでん返しが流石でした。

しっかし相変らずヴァンの影が薄くて…!(笑)
ヴァンス以外誰も彼に話しかけないし名前も呼ばないしツッコミを入れてないですよね。恐らく。
神の視点に余りにも近い一人称なので、そのうちヴァンは実は存在しなくてヴァンスにしか見えない想像上の語り手だったとかいうオチにさえなりかねないとハラハラしています。(ミステリにあらざるオチだよそれは)
うーんダインのエッセイやダインに関する解説書は読んだことが無いんですが、ワトソンの持つ「語り手」と「助手」の機能を、ダインはそれぞれ「ヴァン」と「マーカム」に振り分けたのかな、などと想像しています。

僧正殺人事件 僧正殺人事件
井上 勇、ヴァン・ダイン 他 (2000)
東京創元社

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