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『みずうみ 他四篇』 テオドール・シュトルム 関泰祐 

『みずうみ』
『マルテと彼女の時計』
『広間にて』
『林檎の熟するとき』
『遅咲きの薔薇』
の五篇を収録した短編集です。
特に表題作の『みずうみ』はシュトルムの代表作でありドイツ文学史に残る傑作と言われる作品。
きらきらしい描写(筆致)と主人公の柔らかく繊細な心情描写が美しいです。
爽やかでときに切ない青春がありありと形にされていました。

シュトルムの文章は全体的に若々しく瑞々しく淡々としているように感じました。
綿密で目の前にたち現れるような自然の書き込み方も印象的です。自然の多い土地にお住まいだったのでしょうか…。
この五篇がよいのか、「シュトルムの作品」がよいのか、どの作品も人間が素敵で、タイトルを見ると彼らのことを思い出します。
人生の中の「青春」という部分をとても上手に、鮮やかに切り取る人だと思いました。

みずうみ―他四篇 / シュトルム、関 泰祐 他

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