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『ハインリヒ・ベル小品集』 ハインリヒ・ベル 谷山徹 

『エルザ・バスコライトの死』
『ベツレヘムの知らせ』
『パンの味』
『思いがけない出来事』
『青白アンナ』
『小人と人形』
『当時の天井』
『よみがえり』
『攻撃』
以上九編を収録した、掌編集。短編というにも短い作品集です。
その中身は比喩的・抽象的、ごく普通に見えるのに薄暗く深遠な日常がひろがっていました。
下手をしたら「だから何」と言われてしまいそうなエピソードが連なっているのに、倦まない飽きないむかつかない。
言葉がしんしんと積もっていくように静かに、感じさせられます。
キリスト者でありWW2も経験している著者の中身が反映されているので、それらを(ある程度)理解していないと意味を捉えきれないんじゃないかと思いました。
また、ベルの描写は色の印象を強く残しました。
衣服や周囲のものに対する色の描写が印象的かつ多かった気がします。

ハインリヒ・ベル小品集 ハインリヒ・ベル小品集
ハインリヒ ベル (2003/02)
円津喜屋

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