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『乱鴉の島―Nevermore』 有栖川有栖 

火村シリーズ四年ぶりの長編新刊。大歓喜で即買いに走りました愛。
新潮社の単行本ランキングでもしばらく一位をキープしてくれて、ファンとしてはうれしいことです。

シリーズ初の孤島もの、見紛うことなき本格推理です。
良かったのは技術的・知識的にかなり新しいテーマを積極的に調べて取り入れていること。
それと同時にエドガー・アラン・ポーという推理小説の原点がモチーフとして登場するのは、現代と過去との対比として面白かったです。
「時間」が一種のテーマになっているように感じたのですが、その捉えかたが綺麗で有栖川先生らしいなあと思いました。
そして、そのロジック…!
初期クイーン作品を髣髴とさせる綿密な論理が愛しくてしょうがありません。大好き。
冗長な推理は苦手という方には敬遠されてしまうかもしれないのですが、ロジックがしっかりした作品が好きな方にはお勧めしたいです。
ちょっとイマイチだったかな、と思われるのは動機の部分を意味深に何度も問いすぎたこと。くどいように思いました。
その動機自体も、ちょっと実感として理解するのは難しい感じです。
美しいですが。
あと、今回は火村も有栖川もなんだかぴりぴりしている気がしました。
怒るにしても静かに怒る人たちというイメージがあったので、ちょっと意外でした。

それにしても、同時期に発売したB'zのニューアルバム「MONSTER」でも思ったのですが、ライブ扉ーの社長さんの影響は随分大きいようですね(笑)

乱鴉の島 乱鴉の島
有栖川 有栖 (2006/06/21)
新潮社

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