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『デモクラシーの論じ方―論争の政治』 杉田敦 

定義が難しく異論百出の「デモクラシー」について、AとBが議論しているという形で語った本。
非常に解りやすく、また多角的な良著です。
一人の著者が複数の人間を演じて対談させる、という形式の本といえば「働くことがイヤな人のための本」がありますが、これは著者以外の架空の人物が著者を持ち上げる形でかなり不快でした。
しかし「デモクラシーの論じ方」の場合、AとBは完全に著者から切り離されています。
お互い自説を曲げず妥協せず、根拠ある演説と反論の応酬は小気味良いほどです。
「こんな意見もあるのか」と何度も驚かされました。
しゃべり言葉だからか、かなり突っ込んで色々な意見と問題点を挙げて下さっているのに読むのが苦になりません。
このように噛み砕いたり、例を出したりして説明できる杉田さんという著者さんは、かなり頭のいい方なんだろうなぁ。お勧めです。

デモクラシーの論じ方―論争の政治 デモクラシーの論じ方―論争の政治
杉田 敦 (2001/05)
筑摩書房

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