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『トニオ・クレエゲル』 トオマス・マン 実吉捷郎訳 

「マンによる若きヴェルテル」と呼ばれる、半ば私小説な青春小説。でもあれほどはっちゃけたノリではないですね。笑
こちらは恋に狂う若者というより無気力な若者を描いているからでしょうか。
マンの描写はやたら綺麗だと思います。
中身は結構抽象的だけど、マンの心理や情景の書き込みが綺麗だから、内容以前の部分で楽しめました。
「ヴェニスに死す」もそうだったなー。
この人の文章はきらきらしてると思います。名訳と言われる訳で読んでるのでそのせいかもしれませんが。
夏の陽射しっぽさをいつも感じる。
日照時間の少ない土地柄のドイツ人はイタリアの陽射しに憧れると言った学者がいましたが、そういう心理から来ていたりするのかな?
ミュンヘンは輝いていた、と言ったのはそういえばマンでした。

トニオ・クレエゲル トニオ・クレエゲル
トオマス・マン (2003/09/18)
岩波書店
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