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『博士の愛した数式』 小川洋子 

何故だか泣けた。どうしてか、ごく些細な博士の行動がひどくせつないやら悲しいやらで、全編通してめそめそしていました。
いったい何に対して涙が出てくるんだろう、とつらつら考えてみるに、博士の「一途さ」とそれを受け止める「私」「ルート」という優しさに泣かされたのかもしれません。
とても世界観が美しいのです。描写やエピソードとして嫉妬や怒りのなども確かにあるのに、それさえも輝くような世界を作る一部になっている。
たぶん読む人によっては綺麗ごとの過ぎる世界観だと思われるんじゃないでしょうか。世界の汚れを無視し過ぎていると。
でも私はこの、小川さんのきらきらした世界を大切に思いました。
無条件にルート(子供)を愛する博士の姿勢が好きです。
「子供は無条件に愛されるべき」というのは、私の理想です。

博士の愛した数式 博士の愛した数式
小川 洋子 (2003/08/28)
新潮社
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