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『ドイツを読めば日本がみえる』 加来耕三 

ドイツがいかに日本へ影響を与えてきた、きているか? という話なのですが、お勧めできません。(笑)
まずドイツの明治初期日本への影響の過大評価がすごい。
ドイツを持ち上げたほうが後半が際立つと判断したのかどうか解りませんが、ちょっと言いすぎだと思います。
確かにそれは大きかったんですけど、そんなに国がドイツオンリーだったわけではなくて、仏英蘭から流入したものもあったはずだし(民法とか)あんなに大久保さんは熱狂しないと思う(笑)
色んなことをセンセーショナルに仕立てていて、学術書というより小説寄りの印象です。
日本におけるドイツバナなのに青木周蔵が見当たらないのもおかしい(偏見じゃねーの)
また、欧米諸国の国民性に対するよくわっかんない一般化が癪に障りました(笑)「フランス人は皆は得手勝手」「ドイツ人は皆は機械が好き」など。
後半はほとんど日独別々に論じていて、別にドイツを読んでも日本は見えませんでした。残念。

細かいミスで目に付いたのは、「ドイツは戦場で敗れたのではない。背後から匕首で突き刺されたのだ」の解釈が違いと、「少将は仕官の最低級」ってヤツ。少将は将官の最低級であって仕官の最低級は准尉の筈ー(辞書的定義)これはどちらかというと編集さんのミスかな。
もっと基本的なミスとしては引用の仕方です。
一次資料すっ飛ばして二次三次資料からばかり引いていたり(そもそもそんなに読んでないっぽい)、署名著者名が明記されてなかったり。明記されてない引用は著作権法違反じゃ…?;

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