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『わたしたちを忘れないで―ドイツ平和村より』 東ちづる 

他国の戦災孤児や、怪我をした子供たちを受け入れている「ドイツ平和村」へ、テレビ番組の取材で行ったときのことが書かれています。
導入部では東さんが関わっておられる白血病関係のボランティアの紹介、巻末には各ボランティア団体の連絡先なども載っています。
ボランティアにがっつり携わっている東さんだけに、ボランティアを受ける側・する側の心理や、必要としているものの説明に説得力がありました。
子供たちの姿や、村へ来るまでの経緯などは文章で読んでもショッキングです。ましてや直にそれを見聞きした東さんの衝撃は大きかったことでしょう。
平和村でのエピソードを読みながらずっとめそめそしていたのですが、悲しいというよりも、作中で東さんが仰っているのと同様に「行き場の無い怒りがどうしようもなくて」泣くしかなかったという感じです。
だから戦争なんて大嫌いなんだ!と改めて思いました。
どうして何の罪もない子供たちがとばっちりを受けなくてはいけないのか。
腹が立つから。直視しても無力な自分にも腹が立つから最近こういう本に向かい合うことから逃げていたのかもしれません。辛く悲しかったです。
厚くもないし言葉も完全に話し言葉で書いてあり、活字も大きくて物凄く読みやすいです。是非一度読んで頂きたい本でした。

わたしたちを忘れないで―ドイツ平和村よりわたしたちを忘れないで―ドイツ平和村より
(2000/07)
東 ちづる

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