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『空へつづく神話』 富安陽子 

本の中から現れた記憶喪失の「神様」が、主人公の手を借りて自分のルーツを探してゆく話。
これも宇宙のみなしご同様に、主人公の女の子の前半~中盤までの現実的な性格に入り込みにくかったです。イキナリ現れた「神様」に女の子が慣れてきて、後半になって態度が軟化してからはするりと読めました。
土地の神話や昔話、地名と土地柄の関係など、民俗学的なお話が上手く織り込まれています。
今や薄れつつあるアニミズムへの郷愁みたいなものも感じられて切なかったー。
弱いです。人々の心から八百万の神が、自然への恐れが消えていく系。
割合核になるネタは解りやすいんですが(そして少々納得の行かない部分もあるのですが)(記憶の関連)、潔く暖かな別れに号泣しました。

空へつづく神話空へつづく神話
(2000/06)
富安 陽子広瀬 弦

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