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『名探偵の掟』 東野圭吾 

短編集。本格ミステリ揶揄本。(笑)
ミステリ作者と読者の定番と怠慢を切りまくってくれます。逆にミステリの重箱をつつく評論家やミステリがミステリであるだけで嫌って批判してくる人たちへの揶揄とも読めると思います。本格書きの東野さんだからこそいったいところ突いてきます…!!(笑)
書いたのがミステリ書きさんじゃなかったらキレてたかもしれません(落ち着け)でも東野さんだったのでめっちゃ楽しく読みました。愛ある指摘だと思うので。
しかもポイントは、揶揄するだけでは終わらず本格ミステリ的なひとひねりを最後にきちんと入れてくださっているということ。お流石です。
にやりと笑える感じの捻りですが上手です。有栖川先生の「山伏坊弁慶~」とノリが似てる気がします。
あとキャラがいい!
主人公探偵+警部さんコンビのやりとりが笑える上かわいいのですーv(笑)
有名探偵からイメージを取ってきたキャラクターなんかもいるので、古典を制覇された方にはピンとくることでしょう(笑)
本格好きさんは、本格ミステリの現状を問い直すにも自分の読み方を問い直すのにいい作品。
解説の言葉をお借りするのなら、「踏み絵的作品」です。これかなり的を射た解説だったと思います。

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