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『溺れるものと救われるもの』 プリーモ・レーヴィ 

ナチ体制下の弾圧から生き残ったイタリア系ユダヤ人の著者による、当時の回想とその批判、考察をつづった本。
ジャンルとしてはエッセイと論文のあいのこという印象ですが、テーマがテーマだけに重いです。
この本はレーヴィ最晩年のものらしいのですが、事実関係についてはほかの作品で多く語ってきたこともあってか、エピソードを披露することより考察することに重点が置かれています。
著者の視線は冷静で(あるいは冷静であろうと最大限の努力がされており)、ひとりよがりな本にはなっていません。
ユダヤ人に対する弾圧の内実を、またそれをされた側の胸の内を、論理的かつ体験的に語っている良著だと思います。

読んでいる間に感情的になってしまったので、感想を書くのに時間が置けたのが却って良かったです(苦笑)
衝撃的でした。

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