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『日本語と日本人の心』 大江健三郎・河合隼雄・谷川俊太郎 

大江さんの作品には触ったことが無いのですが、河合さんのご本と谷川さんの詩はとても好きなのでうきうき読みました。
やや抽象的な日本語論です。お三方共アプローチと理念が独特で、そういう考え方もあるのだな、と目を開かされる思いでした。
独特の発想が出てくる土台には、お三方の日本語への立場の違いがあるのだろうと思います。河合さんは心理学がご専門ですし、大江さん・谷川さんは字を使う仕事という点で共通しているけれども小説と詩という違いがある。字で食べている後者お二人は、原稿への取り組み方やこれからの日本語に関する展望も全く違って意外でした。見方が違う人との討論は、付和雷同なそれよりずっと面白いですv
一番印象に残ったのは、大江さんが仰っていた「そもそも普段から使われている既存の『言葉』を組み合わせて綴る限り、この世の中に『独創的な』創作は有り得ない」(要約ですが)というお話。そう来るかあ…!

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