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『天辺の椅子―日露戦争と児玉源太郎』 古川薫 

児玉が主人公の伝記小説。誕生からお亡くなりになるまでです。
幼少時のエピソードは杉山(茂丸)の『児玉大将伝』の方が詳しいです。児玉特有のちゃめっ気いたずらっ気満載のエピソードも杉山の方が多く収録していたのでは。
ただ『天辺の椅子』は杉山著ではだけあって、杉山本人が絡むインパクト激大エピソードがひとつ収録されているのが美味しい。
そういう中身の割かれ方の差は、『天辺~』が「軍人」児玉源太郎、というところに焦点を当てているためではないかな、と思います。

また、『天辺~』の児玉は才能溢れつつも等身大な印象。
日露の評価や実情もはっきりしてきている今なので、日露に当たっての児玉の動きに関しても、良し悪し両面扱われています。
長州の支藩徳山出身な児玉が主人公なだけあって山田以外にも長州閥は割と出演しています。
乃木の自殺願望が強い。でもちょっと司馬式乃木さんより人間らしさ、悪く言えば功名心や自己顕示欲的なものを感じた。長州閥じゃないけど後藤新平との微妙な関係も面白い。
でも一番興味が湧いた関係はメッケルと児玉でした。
古川式児玉は、山田に並ぶ恩師としてメッケルを挙げてるんですよね。
ドイツに留学(というのか)している間の児玉について調べるのも楽しそうです。


天辺の椅子―日露戦争と児玉源太郎 (文春文庫)天辺の椅子―日露戦争と児玉源太郎 (文春文庫)
(1996/05)
古川 薫

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自分メモ:ビスマルク退陣⇒メッケル左遷?・児玉ヴィルヘルムⅡ.謁見? マインツとか視察した臭い・主に軍事関係

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