スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏』 ジャン デ・カール 

近代バイエルンの王様、ノイシュヴァンシュタイン城などを作ったルートヴィヒ2世についての本。
書簡や証言を下地にしてあるので小説というには恬淡としているのですが、学術書というほどの堅さでもなく、まさにノンフィクションでした。伝記に近いものがあります。幼い頃から死まで、資料を駆使しつつ小難しくなることなくややルートヴィヒ寄りながらも大体公正に書かれている印象。狂的な部分とまともで優秀な部分を嘘なく描いている感じ。
19世紀のドイツ地域でのてんやわんやも端的に追いかけられます。やはり辣腕ビスマルク。負けていないぜルートヴィヒ。
氷栗(優)さんの漫画「ルートヴィヒ2世」を読んだとき、ホルニヒは氷栗さんのオリジナルキャラクターだと思ったのですが実在の子やったということにとても驚きました。
ルートヴィヒの思い(執着)の深さではこの本を読んだ限りではホルニヒ<ヴァーグナーです。
しかし少女マンガを描こうとしたらまあホルニヒにしておいたほうが絵的にも主従的にも当たりでしたでしょう(笑)
とはいえ本当に、ルートヴィヒのヴァーグナーへの執着は物凄いです。それに対するヴァーグナーの誠実なんだか不誠実なんだか解らない対応が非常に気になります。ヴァーグナーサイドの伝記も見てみたいです。
ルートヴィヒへの基礎知識ゲットやとっかかりとしては良著です。参考文献を挙げてくれるともっと助かりました(お前の都合かよ)

スポンサーサイト

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。