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『十日間の不思議』 エラリイ・クイーン 

ライツヴィルシリーズ長編三作目。
ライツヴィルの時間は刻々と流れていて、住人たちの変化に一喜一憂してしまいます。もう長い付き合いになってきたからねぇ。
行われたトリックにはやや無理があると思うのですが(運を天に任せる部分が大きすぎる)、読者を引っ張っていく、情報を小出ししていく、でもトリックがバレないようにする、ミステリを書く上での技巧がさすがでした。
どんでん返しもお上手です。
どんでん返される前は、あんまりにエラリイの言うことが非論理的で、いつものエラリイじゃない! とか思って不快だったくらいなのですが、最後の数十ページでやられました。
ただハヤカワミステリ版の、鮎川哲也氏による解説で不公平であると言われている部分は確かに不公平だと思いました。
この解説は秀逸だと思います。
褒めるところは褒めてツッコむところはキチンと突っ込む。ツッコミがネタバレになってしまっているという批判もあるようですが。

十日間の不思議 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-1)

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