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『児玉大将伝』 杉山茂丸 

これはもう著者からして美味しい本です私にとっては。(笑)杉山大好き!
彼が友人・児玉源太郎の生涯をつづった小説です。
あおり文句は『親友』となってるんですが、杉山に親友って言葉はすげーそぐわない気がしたり(笑)
相手は杉山だからどんだけ破天荒な文を書くのかと思いきや、漢文調の読みやすい文章で驚きました(失礼)
漢文調なので、漢文から派生した成句や熟語が多用されており勉強になります。
情景描写が予想より遥かに上手いです。目の前に風景がばーーっと広がる感じを久々に存分に味わいました。やろうと思わなくても場面が浮かびます。
劇的に、熱を込めて、最高に児玉をかっこよくおちゃめに描いてくれているのが嬉しかったです。
端々のエピソードから男前さといたずらっ子さが伝わってきて、もう児玉可愛いな大好きー!! とか転がりまわりたくなります(えー)人を食ったような性格がたまらんですv
わざわざ田舎のオヤジみたいな格好して、「えっアンタ児玉様!?」みたいに驚かれるのを楽しんでたりかーわいーv
書かれたのが大正辺りなので日露戦争に対する評価も馬鹿に高いです。そういう世の中だったんだろうなー。坂上からの受け売り知識で、「違うよ杉山、そんなあっさり勝ってないよ…」とかツッコミながら後半読破(笑)
あと大正期の作品が全てそうなのか、それとも子供向けに書かれているからかは知りませんが、ふりがなが可愛いv
『日本の勃興』と書いて『らいじんぐおぶじゃっぱん』とか!『給仕』が『ぼーい』、長卓子で『ながてーぶる』、『手数料』に『こみっしょん』。愛v

書き手が書き手なので解説はもう杉山話に終始してしまってました(笑)児玉の話はスルーなんですか!(せつない)
本編に対する評価もちらっと喋って終わり。あとは杉山の不思議っぷりがひたすら語られるという。流石杉山(笑)
児玉やんが亡くなったあと、この本以外に一度児玉伝を書いたら難しすぎて子供が読めないって教師とかに怒られたらしいです(笑)

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