スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『笑う大英帝国―文化としてのユーモア』 富山太佳夫 

王族貴族から政治家までこきおろし、馬鹿では分からない理知的なネタから下ネタまで飛び出して来る、イギリスにおけるユーモア・笑いについて書かれた1冊。

章ごとの内容は、ざっくり分けると、
1章~3章:王族・政治家・貴族という笑いの対象となる身分別
4章~5章:パロディについて
6章:聖書や戦争という扱い方によっては「不謹慎だ」と怒り出す人がいそうなものを「笑う」ことについて
7章:同性愛について

挿絵があれば挿絵もふんだんに引用されているため、イギリス文化に造詣の深くない私でもおかしさが伝わってきました。
富山先生の語り口もとにかくユーモラス。
政治家貴族を笑い倒すイギリスを、富山先生は「歴史的に不真面目」「理解できない」「下品」とざっくり切ってゆかれます。
そこには「けなし愛」とでも言いましょうか、暖かみのある目差しがあるように思いました。ちょっと半笑いでこきおろしておられる、ような笑
イギリスとイギリスのユーモアが本当にお好きだからこの本が生まれたのだろうな、と勝手ながら感じました。

第3章が「御主人様はアホですから―執事の伝統」という題を冠しているところから期待はしておりましたが、バーティ&ジーヴスが紹介されていたこともとても嬉しかったです。


笑う大英帝国―文化としてのユーモア (岩波新書)笑う大英帝国―文化としてのユーモア (岩波新書)
(2006/05/19)
富山 太佳夫

商品詳細を見る

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。