スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

9月の読了本まとめ 

■咲くや、この花 左近の桜
読了日:09月04日 著者:長野 まゆみ

■ドーヴィルの花売り娘 (名探偵エミールの冒険 1)

■リヴィエラを撃て (新潮ミステリー倶楽部)
読了日:09月15日 著者:高村 薫

■列車消失 (講談社ノベルス アC- 22 綾辻・有栖川復刊セレクション)
読了日:09月16日 著者:阿井 渉介

■美濃牛 (講談社文庫)
モチーフや展開に、国内古典ミステリにあるような作為的なおぞましさを見ました。その暗さと、反対に人当たりの良い石動の存在とがどこかちぐはぐなのが面白い。横溝先生の金田一ものを読んでからこちらへきて良かったです。
読了日:09月18日 著者:殊能 将之

■わが手に拳銃を
読了日:09月20日 著者:高村 薫

■鏡の中は日曜日 (講談社文庫)
構成の妙にしてやられました。
読了日:09月25日 著者:殊能 将之

■電人M (少年探偵・江戸川乱歩)
読了日:09月25日 著者:江戸川 乱歩

■黒い仏 (講談社ノベルス)
すみませんラストで盛大に噴いてしまいました。そう来るかwwwこれが殊能作品初読だったら投げていたかもしれません(笑)しかし他の作品ですでに殊能さんと石動・アントニオが好きになっていたこともあり、話の風向きが変わってきても読めました。ミステリ的な解法も提示されてはいますし、宗教関係の記述も面白くて、個人的には楽しめました。
読了日:09月26日 著者:殊能 将之

■李欧 (講談社文庫)
読了日:09月26日 著者:高村 薫

■キマイラの新しい城 (講談社文庫)
本文はすごく楽しめたのですが、解説が嫌味で興ざめしました。
読了日:09月28日 著者:殊能 将之

■亡霊(ゴースト)は夜歩く (講談社青い鳥文庫―名探偵夢水清志郎事件ノート)
全体的にネタがマニアックなんだなあということにこの年でやっと気がつきました。横溝乱歩ルルー島田荘司etc.…元ネタに既読が多くて助かった。
読了日:09月29日 著者:はやみね かおる

スポンサーサイト

『列車消失』 阿井渉介 

7両編成の列車から、6両目だけが乗客ごと消えうせた!
その乗客を人質に、巨額の身代金が要求される。
身代金の受け渡しや各種対応に犯人が指名するのは、いずれも元国鉄職員の男たちだが、それ以上の接点は見えてこない。
さらに同じ男が二度列車に飛び込み自殺をし、轢断された胴体だけが車内を歩くという怪異が起こる――
犯人はなぜ、どうやって列車を消失させることができたのか?
長編鉄道ミステリー。

普段ならば、こんなあら筋を読んだら、「風呂敷を広げるだけ広げて畳めないんじゃないかな」と敬遠したと思います。
しかしこの作品は、「綾辻・有栖川復刊セレクション」のうちのひとつです。お二方が勧めるのだから何かがあるのだろう、と読んでみることにしました。
結果は、当たり。
大掛かりな謎だけにスマートとはちょっと言いにくいですが、合理的な説明がつき、丁寧に風呂敷が畳まれていると思います。
「島田荘司さんに触発された」という著者あとがきを読んで激しく納得した、と書いたらその雰囲気が伝わるでしょうか(笑)
また、犯人の描写が複雑かつ繊細で印象に残っています。
捜査に奔走する警察側も見ていて楽しい方揃い。恐持てでもなければ天才でもないけれど地道な捜査で真実に迫る牛深さん、現場大好きキャリアの白川さん、ノリは軽いがやるときはやる松島くん、実直新人の鶴見くん。最初はちょっと人数が多いかな、と思ったのですが、次第にこのメンバーで役割分担していく様子がしっくりくるようになりました。
同じ面子でシリーズ化されているなら追いかけてみたいです。

読後に残念だったことといえば、V・L・ホワイトチャーチの「ギルバード・マレル卿の絵」のネタばらしがある点。
ホワイトチャーチを読む予定があったわけではありませんが、種明かしをされてしまうのはやっぱり悔しい…!(笑)

列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)
(2007/10)
阿井 渉介

商品詳細を見る

『名探偵エミールの冒険1 ドーヴィルの花売り娘』 

メグレもので有名なジョルジュ・シムノンによる、「エミールもの」の第一集。短編ミステリ4本。
赤毛の名探偵エミール、元スリのバルベ犬、元メグレの右腕トランス、タイプライターお嬢さんマドモアゼル・ベルトの4人からなる探偵事務所が、チームで謎解きをして行きます。
形式としては探偵+助手が一人ずつというホームズ型ではないのですが、お話の転がり方にすごくシャーロックっぽさを感じました。
冒険小説寄りの推理小説というか、まだフェアプレーが強く言われてない頃のある種の自由さがあるように思います。
推理はするけど読者に材料がきちんと出ているとは限らないし、必ずしも論理だけで話は片付かない。
その初期の、原石のような雰囲気が懐かしくも楽しかったです。

収録作品は以下。
「エミールの小さなオフィス」
「掘立て小屋の首吊り人」
「入り江の三艘の船」
「ドーヴィルの花売り娘」

ドーヴィルの花売り娘 (名探偵エミールの冒険 1)ドーヴィルの花売り娘 (名探偵エミールの冒険 1)
(1998/08)
ジョルジュ シムノン

商品詳細を見る

2009年2月~8月読書のまとめ 

『ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙』 ヨースタイン・ゴルデル 090205
『憲法なんて知らないよ―というキミのための「日本の憲法」』 池澤夏樹 090218
『アイスクリン強し』 畠中恵 090303
『残酷号事件』 上遠野浩平 090307
『血食―系図屋奔走セリ』 物集高音 090315
『詩人の墓』 谷川俊太郎著、太田大八絵 コミュニティ090405
『茶々と信長』 秋山香乃 090407
『私―谷川俊太郎詩集』 谷川俊太郎 090409
『イデアマスター』 若木未生 090702
『ギャシュリークラムのちびっこた―または遠出のあとで』 エドワード・ゴーリー 柴田元幸訳 090709
『小説 ツインシグナル〈Vol.1〉危険の標的』 北条風奈 090710
『小説 ツインシグナル〈Vol.2〉仮想の未来』 北条風奈 090711
『赤い月、廃駅の上に』 有栖川有栖 090725
『虎と月』 柳広司 090807
『探偵伯爵と僕』 森博嗣 090808
『眼球綺譚』 綾辻行人 090820
『殺戮にいたる病』 我孫子武丸 090821
『ぼくの夢発、不可思議ゆき』 千葉尚子 090828
『吉原手引草』 松井今朝子 090829
『どこまでも殺されて』 連城三紀彦 090830
『怪盗グリフィン、絶体絶命』 法月綸太郎 090831

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。