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 2007年01月 

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『小説スパイラル~推理の絆~4幸福の終わり、終わりの幸福』 城平京 

中短編交えて3本収録。本編では多くなかった鳴海兄弟のやりとりが見られるのが楽しかったです。
やや突拍子も無いながら、基本はロジカルな推理が行われていたと思います。
ただ、後書きの作者が大変うざったかったです。
ご高説結構ですが聞いてないよという感じ。

小説 スパイラル~推理の絆~ (4) 小説 スパイラル~推理の絆~ (4)
城平 京 (2004/03/31)
スクウェア・エニックス

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『クリスマス・プレゼント』 ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子他訳 

ミステリというよりサスペンス分類かもしれません。
ディーヴァーのどんでん返しな短編集。
だんだん慣れて来るかもしれませんが、イキナリひっくり返される驚きは個人的には最後までありました。
リンカーン一家の短編も一本収録で嬉しい限り。アメリアが可愛かったです。

クリスマス・プレゼント クリスマス・プレゼント
ジェフリー ディーヴァー (2005/12)
文藝春秋

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『魔術師』 ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子訳 

リンカーン・ライムシリーズ長編。
題材はマジック。章ごと・全体のどんでん返しは健在。
トムがどんどんふてぶてしくなっている気がする(笑)大好き。

魔術師 (イリュージョニスト) 魔術師 (イリュージョニスト)
ジェフリー・ディーヴァー (2004/10/13)
文藝春秋

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『本陣殺人事件』 横溝正史 

車井戸はなぜ軋る/黒猫亭事件 併録。
日本的密室、大変良かったです。私は好き。
風間俊六さんが良い味を出していらっしゃいました。
JETさんによる漫画版も良いです。

本陣殺人事件―他2編 / 横溝 正史

『歴史ショートショート劇場』 アンソロジー 

日本史から世界史まで、歴史的事件・人物を扱ったショートショート集。偉人などが扱われていない作品(普通? の歴史ショートショート)もあります。
赤川次郎から始まり、泡坂妻夫石ノ森章太郎内田康夫かんべむさし島田荘司夢枕獏小池真理子田中芳樹etc…作家陣は幅広いです。そのため、また一部扱っている人物や構成(ネタ)が被ってる感じがするなー…という作品もありはするのですが、人数がいる分ピンキリになるのはアンソロジーの常として、概ねバリエーションに富んだアンソロジーが出来上がっていると思います。
星新一さんのノリがお好きな方には楽しめるのではないでしょうか。
歴史ショートショート劇場 / 新人物往来社

『鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち ヒットラーの娘』 ジャッキー・フレンチ さくまゆみこ訳 

オーストラリアが舞台。
雨のある日、「もしも」の話が始まった。
いつも素敵な想像力で皆を楽しませてくれるそのお話は、今回は少し違う。
「もしも、ヒトラーに娘がいたとしたら……」

ヒトラーと、第三帝国当時に関する情報が程よく盛り込まれたフィクションです。
「娘」という、想定される読み手(子どもたち)と目線の近い存在を置いたことで話がぐっと身近になっていると思います。
現実から目を逸らす大人への批判もなされており、彼等の口にするキレイゴトと矛盾を描くのが上手いです。
挿絵は可愛いのですが、やや本文とそぐわない部分もあり。
第二次世界大戦前後のドイツについて易しく知ることが出来る良書ではないでしょうか。

ヒットラーのむすめ ヒットラーのむすめ
ジャッキー フレンチ (2004/12)
鈴木出版

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『夜のミッキー・マウス』 谷川俊太郎 

きらきらしい場所のひっそりとした、息をい潜めているような夜が、過不足ない丁寧な日本語で伝わってきます。
真っ白な装丁にも関わらず、薄暗く静かな夜のイメージのある詩集です。
ミッキーだけでなくドナルドの詩もあり。
谷川さんの言葉の選びは本当に素敵だと思います。

夜のミッキーマウス 夜のミッキーマウス
谷川 俊太郎 (2003/09/23)
新潮社

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『空中ブランコ』 奥田英朗 

精神科医と看護婦さんを主軸に据えたオムニバス短編集。
まるまるたぷたぷとした精神科医さんが奇想天外な行動で、図らずも(?)みんなの心の病を癒してゆく感じです。
全体的にはときどき笑えるとこもあるけれども、これといって可もなく不可もありません。
それこそ著者自信が『女流作家』で書いている通りそこそこの量産作家という印象。
精神病名で人間を割り切り過ぎいる点が引っかかるのは思うのは鑑定医シャルルと同様。
続きを読もうとはあまり思いませんです。
賑やかな表紙の装丁は好きですv

空中ブランコ 空中ブランコ
奥田 英朗 (2004/04/24)
文藝春秋

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『カナリヤ殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン 井上勇訳 

ブロードウェイの名花《カナリヤ》が、密室の中で絞殺された。
四人の容疑者にはそれぞれアリバイがあるものの、嘘もまぎれており特定ができない。
ヴァンス・ヴァン・マーカムはいかにして犯人を捕まえるのか――というお話。
トリックやロジックというよりも、ヴァンスの人間観や語り、キャラクターに魅せられまくった長編でした。皮肉屋でミステリアスでわがままで。良家のお坊ちゃまなんだなーっていうのがすごいわかる(笑)ヴァンスだいすき。
しかし彼の言う心理的探偵法は、賛否両論別れそうな気がします。
人間心理という不確定なものが果たしてロジックの決め手になるものなのか。

カナリヤ殺人事件 カナリヤ殺人事件
ヴァン・ダイン (1959/05)
東京創元社

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『はじめての海外旅行安心ガイド』 池田豊 

『女ひとり旅読本海外旅行完全マニュアル』と同じく初海外旅行を前に読んだ本。
こちらは一般的な海外旅行の話です。ツアーから個人まで、浅く広くという感じ。
出発前の準備から帰国まで丁寧ではありますが、やや情報が古いです。
書いてあったけれども行わず済んでしまった手続きなどもありました。
もっと新しい本を探すか、HPなどで信頼できる情報を確認するほうが良いかもしれません。

はじめての海外旅行安心ガイド―いろんなしくみがひと目でわかる! はじめての海外旅行安心ガイド―いろんなしくみがひと目でわかる!
池田書店旅行研究チーム (1999/09)
池田書店

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『女ひとり旅読本海外旅行完全マニュアル』 ひとり旅活性化委員会編 

初海外旅行を前に読んだ本。
女性がひとりで海外旅行に行く際のメリットデメリット、注意すべきこと、持ち物、旅の流れなどを分かりやすく端的に纏めてくださっています。
内容は充実しており、できることなら持って行きたいくらいでした(笑)コラムなども面白かったです。
ただ内容はややアジア寄りで、行き先がドイツだった私には、同じと考えていいのかどうか分からない部分もありました。
女ひとり旅読本 海外旅行完全マニュアル / ひとり旅活性化委員会

『ハンダのびっくりプレゼント』 アイリーン・ブラウン作 福本友美子訳 

ハンダと動物たちのコミカルな道中を描いた絵本。
挿絵はカラフルで写実的。だからこそ、動物たちのユーモラスな行動とのギャップに思わず笑ってしまいます。
画面は白の入れ方によって明るくきらきらとしていました。
頭の上に乗せた果物のかごは乗せているハンダには不可視のものである、という事実を上手に使ったストーリー展開は、ミステリにも仕立てられそうです。

ハンダのびっくりプレゼント ハンダのびっくりプレゼント
アイリーン ブラウン (2006/04)
光村教育図書

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『アフリカの音』 沢田としき作 

色が鮮やかで印象的な一冊。特に空の色が綺麗でした。
詩的に、歌詞のように、音をモチーフに人生哲学を語られている気がします。
アフリカの太鼓の音が「グンコトパ」と表現されているのがとてもしっくり来ました。
イキイキとした現地の方々の表情も良いです:*:°

アフリカの音 アフリカの音
沢田 としき (1996/03)
講談社

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『うさぎのおるすばん』 イ・ホベク文、絵 黒田福美訳 

初めて韓国発の絵本を読みましたv
シンプルで綺麗な挿絵。留守番をするうさぎさんの話。
うさぎの絵はリアルなのに、冷蔵庫を開けたりソファでビデオを見てみたり、やることはとてもコミカルです。
チマチョゴリを着る姿が特に可愛かったです!
小さな子どもが悪戯をする姿を見ているような微笑ましさがあります。
~しているよ、という語り口が独特かつ暖かいです。
伏線もきちんとしていて芸が細かいな、と思いました。
オススメです。

うさぎのおるすばん うさぎのおるすばん
イ ホベク (2003/09)
平凡社

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『エリザベスは本の虫』 サラ・スチュワート文 デイヴィッド・スモール絵 福本友美子訳 

アメリカの絵本。
「エリザベス・ブラウン…」で始まる本文は5・7・5調でリズミカル。原文も韻を踏んでいるようです。
エリザベスが本に傾ける愛と情熱は、書痴なら分かってしまうはず(笑)
ひたすら本を読んで本を愛して終わる絵本。凄いなぁ。
綺麗な、丁寧で淡い感じの挿絵。構図や画風は印象的で、全ページに猫がいるのが面白かったです。

エリザベスは本の虫 エリザベスは本の虫
サラ スチュワート、デイビッド スモール 他 (2003/10)
アスラン書房

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『オオカミのともだち』 きむらゆういち文 田島征三絵 

『あらしのよるに』を書かれているきむらゆういちさんによる、別のオオカミのお話。
挿絵が凄くシュールでした。
ひょろひょろの手足、間抜けで滑稽、でも「恐い顔をして…」と書かれるシーンのくまはほんとに恐い。
小さな謎があって、少しミステリっぽいでしょうか?
くまとおおかみは結局どうなったのか気になります…!

オオカミのともだち オオカミのともだち
きむら ゆういち、田島 征三 他 (2001/10)
偕成社

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『ビバリーとしょかんへいく』 アレクサンダー・スタッドラー文、絵 まえざわあきえ訳 

シンプルで可愛い絵。図書カードを作ってもらうビバリーですが、返却期限が守れなくって……「本の借り方返し方」本とも言えるかもしれません。
ビバリーの本への愛に、なんだか共感してしまいます(笑)
あと『シャーロック・ホームズの災難』でクイーン先生(の、片割れ/愛)が仰っていた図書館の思い出にデジャヴしました。
身近な図書館が大げさに書かれていて滑稽な愉しさも醸します。

ビバリーとしょかんへいく ビバリーとしょかんへいく
アレクサンダー スタッドラー (2003/06)
文化出版局

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『子規のココア・漱石のカステラ』 坪内稔典 

エッセイ集。
既読の2冊(『子規山脈』『俳人漱石』)と紹介されるエピソードが被っていることもあるのですが、二人への優しい目線と愛が嬉しいです。
新書などに比べると語り口はとても優しく、また行間やフォントサイズにも気が使われていて読みやすいです。
子規・漱石のことを知らなくても問題なく、面白く読めるだろうと思います。
坪内先生ご本人の作品も読んでみたくなりました。
ライブラリー版あとがきとして、子規・漱石との対談も収録されています。
『俳人漱石』での対談が好きなので嬉しかったですv

子規のココア・漱石のカステラ 子規のココア・漱石のカステラ
坪内 稔典 (2006/11)
日本放送出版協会

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『バックミラーの証言―20人の宰相を運んだ男』 柄澤好三郎(証言) NHK取材班 

田中義一→吉田茂までの間首相専属ドライバーを勤めた柄澤好三郎さんが、往時の出来事や首相の人柄について語った本。
長く車に携わった柄澤さんは職人さん、という感じで格好いいです。
ただ、NHK側による時代背景の説明がちょっと冗長すぎる気がしました。
ご自分で見て体験しているだけあってインタビューは面白かったので、もっと柄澤さんのお話をたくさん聞きたかったです。
2・26事件時の岡田啓介に纏わるエピソードと、東条英機の茶目なエピソードがユーモラスでオススメです(笑)
バックミラーの証言―20人の宰相を運んだ男 / 柄沢 好三郎、NHK取材班 他

『小説スパイラル~推理の絆~3 エリアス・ザウエルの人喰いピアノ』 城平京 

『小説スパイラル~推理の絆~3 エリアス・ザウエルの人喰いピアノ』 城平京 070113
表題作は軽いホワイダニット。特に良くも悪くもなく普通に読めました。
ミステリとしての出来を云々する以前に、美少女に迫られてばかりの歩がちょっとギャルゲーの主人公っぽくて微妙な感じです…3冊続けて「美少女」…(苦笑)
どちらかというと外伝の方がロジカルで個人的には好きでした。
あとまどかさんのために怒る清隆にキュンなのですがあれ演技なら最低もいいとこだなーと思いました。

小説スパイラル 推理の絆〈3〉エリアス・ザウエルの人喰いピアノ 小説スパイラル 推理の絆〈3〉エリアス・ザウエルの人喰いピアノ
城平 京 (2003/03)
エニックス

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『小説スパイラル~推理の絆~2 鋼鉄番長の密室』 城平京 

スクエニからコミックスの出ているスパイラルシリーズの小説番外編2冊目
文章は下手だけどトリックとロジックは良かったです。本格が好きな方にはオススメできそうです。
具体的な動機付けによって本格推理をイイ話に仕立てるのが上手いなのだと思います。
ロジカルさを失わずに情緒を盛り込んでくる感じ。
情のほうへ筆を運んでも本格で在り続けているという意味では、東野さんや伊坂さんよりよりよくその二つを両立させているかもしれません。
そして日本番長史はアホらしくて大変笑えました(笑)グッジョブ。

小説スパイラル 推理の絆〈2〉鋼鉄番長の密室 小説スパイラル 推理の絆〈2〉鋼鉄番長の密室
城平 京 (2002/03)
エニックス

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