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『ピーターのいす』 エズラ・ジャック・キーツ文・絵 きじまはじめ訳 

下に兄弟ができたときのお兄ちゃんの複雑な気持ちの絵本。
ピーターと犬のウィリーはとてもキュートですv
壁やカーテンは紙の切り貼り=コラージュの手法に拠っていて、画面の雰囲気に独特なものをかもし出しています。
ピーターがアルセーヌや二十面相と同じ技をお母さんに使うのが凄く微笑ましかったです(笑)おぬしやるなと。(何)

ピーターのいす ピーターのいす
エズラ=ジャック=キーツ、木島 始 他 (1977/12)
偕成社

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『かいじゅうたちのいるところ』 モーリス・センダック文・絵 じんぐうてるお訳 

エポックメイキングな作品として評価が高い絵本。
叱られてしまったマックスは、いつしかかいじゅうたちのいる別世界へとたどり着きます。
かなり不思議な展開なのに淡々と語られるのが不思議。
怪獣たちと遊んでいるマックスは活き活きとしていて、イライラを別世界で充分に冒険することで発散するという主旨を含んでいるのではというプロの話。(また聞きか)
リアルでシュールな挿絵によるかいじゅうたちは恐ろしい顔をしているのですが、小さなマックスにしたがったり泣かされてしまったりする辺り可愛らしくもあります。
マックスのことを「たべちゃいたいほどかわいい」というかいじゅうたちは、大人の象徴なのかな、とも思ったりしました。
挿絵の使い方が面白いです。だんだん絵が大きくなって、最後にはまた小さくなってくという。月の満ち欠けのようです。

かいじゅうたちのいるところ かいじゅうたちのいるところ
神宮 輝夫、Maurice Sendak 他 (1975/01)
冨山房

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『わたし』 谷川俊太郎文 長新太絵 

「わたし」がテーマの絵本。
「わたし」とは誰なのか、「わたし」は本当に「わたし」なのかと、いつかぶつかるアイデンティティの問題を優しい言葉で問いかけてくれます。哲学的。
どこか抜けた感じのイラストも可愛かったですv

わたし (1981年) わたし (1981年)
谷川 俊太郎、長 新太 他 (1981/09)
福音館書店

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『くまのコールテンくん』 ドン・フリーマン文・絵 まつおかきょうこ訳 

原題は『コーデュロイ』らしいです。
くまのぬいぐるみのコールテン君の小さな冒険譚絵本。
冒頭はちょっと切ない感じですね。
まるまるふわふわとしたクマさんのきょとんとした顔! 本当に可愛くて、どうしてあんなたまんない可愛さの子を買っていってあげないのかと!(笑)
動き出すコールテン君はさらに可愛いです。抱きしめたい!
さらさらとした滑りの良い挿絵のタッチも好きです。
それまでちょっと不憫だった分、リサに抱っこされたときのコールテン君のスマイルやヨシ*でした。
癒されます。

くまのコールテンくん くまのコールテンくん
ドン=フリーマン、まつおか きょうこ 他 (1975/05)
偕成社

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『ケストナー少年文学全集5 五月三十五日』 エーリヒ・ケストナー 高橋健二訳 

詩も一部収録。
『五月三十五日』は元気いっぱいの少年と子供の心を忘れないおじさんが、ローラースケートを履いたお馬と一緒にいろいろな世界を冒険するお話。
ファンタジックで愉快なお話の間にケストナーらしいユーモアとアイロニーも顔を覗かせています。
読んでいて胸のあたりがじわりと温かくなるような彼の作風が好きです。
五月三十五日 ケストナー少年文学全集(5) / エーリヒ・ケストナー

『帝都探偵物語③ 真紅の挑戦』 赤城毅 

帝都に吸血鬼現る、な冒険小説。
エンタテイメントの王道中の王道を突っ走りながらも背景の知識はとてもしっかりしています。
吸血鬼や昭和初期の歴史状況に詳しい方はにやりとしてしまうのではないでしょうか。
陸軍の様子などはとくに、勉強している方なのだなあと思わせる描写が多々ありました。
陸軍が反乱を起こす状況や様子(動き、雪など)がどことなく226ぽいと思ったら本当に下敷きにしているようで、調べてるなーと変に感心してしまいました(笑)

帝都探偵物語〈3〉 帝都探偵物語〈3〉
赤城 毅 (2003/08/08)
光文社

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『戦争を知らない人のための靖国問題』 上坂冬子 

これはもうだめな本でした。
非論理的で日本至上でエゴイスティック、かつ感情論すぎます。
愛国と反中韓という趣旨を全うするために屁理屈を並べているに過ぎません。
中国国民・政府の動きを「感情的だ」と批判する一方で、自分の議論も単なる感情論ですし、戦争体験世代=過去本位な立場なのかと思いきや現代に合った形にしていかなければと言い出しているし、筋も通りません。
まがりなりにも新書、学術書の一端として出版するのなら、もう少し落ち着いた論の展開をしてほしかったです。

戦争を知らない人のための靖国問題 戦争を知らない人のための靖国問題
上坂 冬子 (2006/03)
文藝春秋

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『靖国問題』 高橋哲哉 

靖国問題に関する著書の中でも、比較的冷静・公平な視点を持って議論をして下さっている一冊だと思いました。
矛盾やひいきの引き倒しと思える部分は少なく、基本的な部分をニュートラルな視点から押さえることが出来て良かったです。
靖国問題について考える際の入り口としてお勧めしたいです。
一番最初に思想的に偏りすぎた本を選ぶと考え方がかまってしまうような気がするので。

靖国問題 靖国問題
高橋 哲哉 (2005/04)
筑摩書房

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『太公望 下』 宮城谷昌光 

人間・軍師としての太公望の生き様を描いた長編小説。
神秘的なエピソードも挟まれますが、ほとんどは「太公望が」神的というよりも神的なものに関われる存在としての、人間太公望です。
登場人物がかなり多く、三冊を費やしてもまだ描き足りていないように感じました。
浅く広く、というような。
いっそ登場人物をもう少し削るか、冊数を増やしてもっとしっかりと描写するかしてほしかったです。
史実に基づいた歴史小説では難しいことなのかもしれませんが。
後半のほうがいいな、と思う人物が多かったので、彼らの活躍をあまり見られないで終わってしまったことも少し残念でした。
宮城谷先生はほかにも太公望の登場する作品を書いていらっしゃるということなので、読んでみたいと思います。

太公望〈下〉 太公望〈下〉
宮城谷 昌光 (2001/04)
文藝春秋

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『太公望 中』 宮城谷昌光 

読了。感想は『下』にまとめます。

太公望〈中〉 太公望〈中〉
宮城谷 昌光 (2001/04)
文藝春秋

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『太公望 上』 宮城谷昌光 

読了。感想は『下』にまとめます。

太公望〈上〉 太公望〈上〉
宮城谷 昌光 (2001/04)
文藝春秋

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『11ぴきのねこ』 馬場のぼる文・絵 

漫画家でもある馬場のぼるさんの絵本。
とぼけた感じの猫たちの冒険です。
なんというかイラストも内容もコミカルでユーモラスで、アホ可愛い猫たちだな~と思わず笑ってしまいます(笑/愛)
パステル調のイラストに、セリフや地の文がとてもリズミカル。
子どもたちに読んだらすごくウケてくれると思います。

11ぴきのねこ 11ぴきのねこ
馬場 のぼる (1967/04)
こぐま社

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『ペレのあたらしいふく』 エルサ・ペスコフ文・絵 おのでらゆりこ訳 

スウェーデンでは国民的人気を誇るという、エルサ・ペスコフの絵本。
主人公の少年ペレが新しい服を手に入れるまでのお話です。
何かを得るには対価が必要なのだということが、流れで優しくわかります。
透明感のある丁寧な挿絵もとても素敵です。水彩っぽい感じでしょうか?
もうこの挿絵のペレや、ペレがこひつじと仲良ししている様子がかっわいい!
その使い方(構成)も面白いです。
見てもらうのが一番早いと思うのですが、左側の頁が一コマで、右側の頁は二コマとなっているのです。

ペレのあたらしいふく ペレのあたらしいふく
エルサ・ベスコフ、おのでら ゆりこ 他 (1976/02)
福音館書店

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『日本の名随筆25 音』 團伊玖磨 

「音」に関する古今の日本人作家の随筆を集めた本。
漱石と子規の随筆が載っていたのでつい買ってしまいました。
さすがどの方も整った日本語で、音にまつわる思い出や思索、描写を広げていらっしゃいました。
時代としては明治から戦後昭和が舞台のようで、聞いたことのない音も多くありました。
今はない数々の音を想像するのも楽しかったです。
巻末には各執筆者の略歴と、この本には掲載していない音随筆ブックガイドがついていてお役立ち。
音に関する文章を読んでみたい方にお勧めです。

日本の名随筆 (25) / 團 伊玖磨

『図書館資料論』>『図書館資料としてのマンガ』 

(1) 天野和彦「『公共図書館とマンガ第2集』について(私見を多分に交えて)」〔図書館問題研究会,教育資料出版会『みんなの図書館』第206号(1994)40-45頁〕
(2) 清水勲「漫画資料と図書館の課題―20世紀の漫画文化を伝えるために」〔日本図書館協会『現代の図書館』第32号(1994)259-262頁〕
(3) 高橋恵美子「図書館機能軽視の学校図書館像―『児童生徒の読書に関する調査研究協力者会議 最終報告』を読んで」〔日本図書館協会『図書館雑誌』第89号(1995)970-971頁〕
(4) 内藤彰「図書館のためのステップアップ専門講座(43)マンガのない図書館なんて!! ―公共図書館にマンガを」〔日本図書館協会『図書館雑誌』第95号(2001)738-740頁〕
(5) 永井悦重「子どもと本の出会いを保障するためには、何が必要か、本質を見極めよう―「報告」の問題点」〔日本図書館協会『図書館雑誌』第89号(1995)968-969頁〕
(6) 矢野和彦「『児童生徒の読書に関する調査研究協力者会議』報告について」〔日本図書館協会『図書館雑誌』第89号(1995)966-967頁〕
(7) 若林千鶴『学校図書館を子どもたちと楽しもう』青弓社2001
(8) 「〔特集〕図書館資料としてのマンガを考える」〔日本図書館協会『図書館雑誌』第88号(1994)214-233頁〕
(9) 「〔特集〕図書館でマンガを供給するには」〔図書館問題研究会,教育資料出版会『みんなの図書館』第269号(1999)〕
(10) 朝日新聞社『聞蔵Ⅱビジュアル for Libraries』http://database.asahi.com/library2/
(11) 日経新聞社『日経テレコン21』http://telecom21.nikkei.co.jp/nt21/service/
(12) 毎日新聞社『毎日Newsパック』
https://wdbs10.g-search.or.jp/cgi-bin/WMNP/NPacc_login.cgi
(13) 読売新聞社『ヨミダス文書館』http://db.yomiuri.co.jp/bunshokan/
(14) 調布市立図書館『調布市立図書館マンガ資料収集に関する基本的方針(抜粋)』http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/mangahousin.html
(15) 岡山県立図書館『岡山県立図書館館内用資料収集基準』
http://www.libnet.pref.okayama.jp/riyou/kitei/syuusyuukijunn.html
(16) 茨城県立図書館『茨城県立図書館資料選定基準』
http://www.lib.pref.ibaraki.jp/home/kisoku/senteikijyun.htm
(17) 千代田区立図書館『千代田区立図書館におけるマンガ収集方針』
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/new-lib/manga.pdf

『図書館サービス論』>『多文化サービスの改善点』 

(1) 明石浩「実践の『場』としての多文化サービス―図書館でベトナム語口座」〔図書館問題研究会『図書館評論』第47号(2006)68-74頁〕
(2) 明石浩「外国語苦手の図書館員が多文化サービスのための外国語を勉強するためには―外国語苦手もびっくり、インドネシア語がお勧め!」〔図書館問題研究会,教育資料出版会『みんなの図書館』第348号(2006)31-34頁〕
(3) 明石浩「図書館員と外国語―多文化サービスの側面」〔図書館問題研究会,教育資料出版会『みんなの図書館』第328号(2004)38-43頁〕
(4) 明石浩「図書館と多文化主義―フィリピン語(タガログ語)の本の貸し出し―多文化サービスを試みて」〔図書館問題研究会『図書館評論』第44号(2003)52-61頁〕
(5) 大塚敏恒「多文化サービスの新たなる段階を目指して―図書館の国際化を考える」〔図書館問題研究会『みんなの図書館』第223号(1995)56-62頁〕
(6) 河合弘志「試練に向かう多文化サービス―ドイツの公共図書館の現状」〔図書館問題研究会『みんなの図書館』第223号(1995)28-43頁〕
(7) http://db.yomiuri.co.jp/bunshokan/河井弘志編『図書館員選書4 蔵書構成と図書選択〔新版〕』(日本図書館協会)1992
(8) 阪田蓉子編『新編 図書館学教育資料集成4 情報サービス論[補訂版]』(教育史料出版会)2003
(8)朝日新聞社『聞蔵Ⅱビジュアル for Libraries』http://database.asahi.com/library2/
(9)日経新聞社『日経テレコン21』http://telecom21.nikkei.co.jp/nt21/service/
(10)毎日新聞社『毎日Newsパック』
https://wdbs10.g-search.or.jp/cgi-bin/WMNP/NPacc_login.cgi
(11)読売新聞社『ヨミダス文書館』

『邪魅の雫』 京極夏彦 

賛否両論あるようですが、私は割りと好きでした。
相変わらず伝えたいものを伝えるのが上手い、小説が巧みな方だと思います。
yahooブックスでのインタビューにおいて、京極先生は、「自分が世界の中心だ」と信じて疑わない感覚の持ち主が増えているような気がする、と仰っていました。
このことを小説という形で描こうとしたのならそれは露骨に伝わりましたし、それがよくいる人間だということも強く感じました。
ああ、いるいる、こういう考え方の人、と何度も首肯・共感しました。
ラストあたりの女性の一人称がちょっとちゃちな感じがしましたが、それ以外はよく書けている小説だと思います。
書き手が京極夏彦であり、妖怪シリーズという文脈の上にあるから作風の変化や内容について喧々囂々議論されるのであって、そういうしがらみなしに一本の小説として読めば完成度は結構高いほうだと思うのですが、どんなものでしょう。
ところで今回は関口君が真人間のようでびっくりしました(笑)

邪魅の雫 邪魅の雫
京極 夏彦 (2006/09/27)
講談社

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