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 2004年02月 

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『災厄の町』 エラリイ・クイーン 

おぼろげに話が読めるところもあったけどやはし面白いよライツヴィル。定評通り人間味にあふれてましたね。
エルが女の子といちゃいちゃしてたけど、たらしっていうよりナイトだったからまあよしとしよう(笑)
ライツヴィルに今度行くときの話しも楽しみです。

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『ワイルド・ソウル』 垣根涼介 

モノローグ(地の文)が多くて、キャラをつかむのに時間がかかった。ただそれをつかんだあとはもう楽しくて仕方ない。苦しくて仕方ない。日本人が日本人に行った非道を初めて知った。
衛藤とケイの、決して結ばれない親子の絆が切ない。復讐を通じてすら、「仲間」という認識にとどまっているということが。
山本・松尾・ケイ・衛藤の、「アディオス」が切ない。
もう二度と会わないということが。
最後にはみんな死んでしまうんだろうか、と思って読んでいたけれども、若い希望が残される終わり方でよかった。
貴子、というキャラクターが、物語をくるくる回す鍵になっていたと思う。
というのも貴子が出てきたことで、ケイや松尾のキャラクターがハッキリし始めたので。貴子自身も好きです。

南米と移民に、とても興味がわいた。

『ペルシャ猫の謎』 有栖川有栖 

「切り裂きジャックを待ちながら」
漫画みたいだった。死体の登場の派手さとか。画面が酷く耽美的に美しくて好き。

「わらう月」
アリスじゃない一人称。ラストが良かった。

「暗号を撒く男」
纏め方が綺麗でした。

「赤い帽子」
これで本格的に森下君が好きになりました(笑)

「悲劇的」
ものすごく火村氏らしいな、と。哲学的。

「ペルシャ猫の謎」
うーんこれはちょっと反則かな、と思います。

「猫と雨と助教授と」


サイドストーリー的な、ミステリ色の低い感じの1冊。

ペルシャ猫の謎 (講談社文庫)ペルシャ猫の謎 (講談社文庫)
(2002/06)
有栖川 有栖

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『ルドルフとイッパイアッテナ』 斉藤洋 

最初はどんな話かな、って小手調べ的に読んでましたが面白いv
ルドルフとイッパイアッテナ、ナイスコンビです。友達も増えるし。好きです。
勇敢で可愛いにゃんこのその後が読みたいですv

『朱色の研究』 有栖川有栖 

長編。動機のうつくしさと、有栖川先生の知識の広さにほれぼれします(笑)
相変わらずの本格ミステリ。
やや納得しにくいロジックもあるものの、基本的には大好きです。

『英国庭園の謎』 有栖川有栖 

「雨天決行」>タイトルが上手い。
「竜胆紅一の疑惑:>犯人は二人にまで絞れた。動機は最期を読まないとわからないところ。
「三つの日付」
「完璧な遺書」>…手紙の常識を知りました。(…)
「ジャバウォッキー」>言葉遊びが楽しい。
「英国庭園の謎」

『王朝春宵ロマンセ 』 秋月こお 

…いくら稚児が公認な平安でも、ちっちぇえ男の子抱えることはハッキリ言って犯罪じゃ?(苦笑)
稚児は僧(=女性との性交禁止)を慰めるって赴きなわけでー物好きな上流階級がそれをまねたりしたのかもしれないけど、あまり公然と古文で同性愛が扱われてはいないことを思うとなー。今昔物語にお坊さんと稚児の話はあったけども平安貴族に稚児システムってどうなの。あったの?
しかも壁薄いんだよ平安(笑)
うーんなんだかハマらなかったみたい;

『エンプティー・チェア』 ジェフリー・ディーヴァー 

面白い。個人的にはモアコフィン・ダンサーより好き。
愕き満載な上キャラが良かったです。トム大好きだ!

『新しい単位』 世界単位認定協会 編  

アホで楽しかった(笑)ネタ本。
雰囲気が「トリビア」と似てる。
ていうか新宿二丁目のサウナですか。コレ読んで意味が解ったよ。おかげさまでパプワに応用がきいたよ。(えー)

『ブタのいどころ』 小泉吉宏 

めっちゃ仏教。仏教シンキング全開。
キライじゃないけど好きでもない、相変わらずのこの「仏教の人生観」。執着するな、という教え。
欲がなきゃー生きてて楽だなんてアタリマエな気が。そこに天国とか地獄って感覚を結びつけて、昔の貧乏な人たちを支配したり励ましたりしたかったからできたものなんじゃないのかな宗教。

『コフィン・ダンサー』 ジェフリー・ディーヴァー 

字であることを逆手に、っていうか読者と探偵さんの思い込みを逆手に取った作品。
キャラクターに愛着ができた分彼らが傷つくのが怖くて(ボーン・コレクターのラストは壮絶だった;)、多少びくびくして読んだけどやっぱり細部まで活かされてるいい一編だった。
科学に素養があれば多分もっと楽しめるんじゃなかろうか。

『重力ピエロ』 伊坂幸太郎 

割と伏線に対して出されるだろう答え、というのは予測が出来た。
でもその事実に対して兄弟がどう反応するのかというところが気になって気になっていとしくて最期まで読んだ。春と、泉水と、お父さんと、お母さんの四人が、凄く魅力的だった。春と泉水の兄弟は本当に可愛いと思う。
2003年このミステリーが凄い!ランキングおめでとですv
驚いたのは泉水の意図していたことかなー。そこが凄く意外でびっくりした。
ラストの方は、春がどういう決断をするのかが怖かった。泉水と二人でいて欲しいと思った。
それでもいつ春がふいと心を変えるかは知れなくて、脆い関係を築いた兄弟のこの先が気になるところ。
続きが読みたい、と思える話は素敵だと思う。
面白かったです。

『ドイツに学ぶ自立的人間のしつけ』 小塩節 

20年前の本なので、まだ東西分かれているドイツの話です。
キチンといいところも悪いところも書いて下さっていたのが好印象でした。
生活に密接した面白いドイツ話が盛りだくさんな上読みやすくてオススメです。
アイゼンっぽいネタも結構あってうきうき(笑)

『美しい町』 金子みすヾ 

日本語が綺麗でした~。単語から時代が匂いたつような感じ。ものの見方も、さすが面白い。
たまに漢字が読めなかったけどね!(アホ)

『なりたい!!学芸員・司書 ラインセンス・ライブラリー24』 Dai-X出版編集部 (編纂) 

「カンタンに資格はとれるけどなるのは難しい」職なんですね。どちらも。つか司書さんて永続的にはやれないんだ…そりゃープロも育たないよ。

『新人賞はこうお獲り遊ばせ 下読み嬢の告白』 奈河静香 

うーん…純粋に読み物として面白かったといえば面白かったですね。
企業は金を稼ぐためにも若手の作家を欲しがるっていうのは納得でしたり。
あと無駄に丁寧な日本語が読みやすかった(笑)

『男は美人の嘘が好き ひかりと影の平家物語』 大塚ひかり 

本全体は悪くないけれども悪印象の残った一冊。
こういった本(論文に近いもの)においては正確な日本語を使うことが大切かと思うんで、読みやすい口語は構わないけど、「ホモ」って言葉は一応差別語なんだし避けて欲しかった。
というか、この著者の「同性愛の男性」への目は変な偏見が入っている気がするのですよ。

平家物語に同性愛的要素を見るのは勝手ですが、話のもって行き方が妄想並に強引なところに同族嫌悪みたいなものを感じる(苦笑)やや引きです。

『望まないのに避けられない「人づきあい」が楽になる本。』 中山庸子 

結局言いたいのは「上手く一線を引け」ってことなんだと思います。
つかコレ嫌な人との付き合い方か…普通に付き合うのはどうすりゃいいのよ。(オイオイ人見知り!)
もともとこういう本は気休めか眉唾だと思ってますが。ものの役にはたぶんたたない。

『騙しの天才 世界贋作物語』 桐生操 

金子みすヾ・宮沢賢治、ときてしまうと、日本語の荒さが気になるのは仕方のないところかな。
ちょっと解りにくい言い回し・微妙におかしな日本語がありました。
世界各国のいたずら・詐欺・泥棒話ですね。短編集。憎めないです。
「ブルーノ・グレーニング」という、キリストと同じ奇跡(治療)を起こした男の第二マネージャーがシュミットさんで笑った。(笑)

『ツェねずみ 新装宮沢賢治童話全集1 』 宮沢賢治 

ツェねずみとクン(本とは小さい「ん」)ねずみの話はリンクしてるんですね。微妙に。ねずみのなまえがどれも可愛いな~。
「ツェ」も、性格の悪いねずみのはずなのに憎めない。しゃべり口が可愛い。
「十月の末」は暗号に近かった。(笑)でも方言ってチャーミングだよね。

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