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『閉鎖病棟』 帚木蓬生 

ここまで淡々と書けることがすごいし、そんな書き方だからこそ素直に感じ入るものがありました。
何に対してかもわからず泣きながら、読み終えました。

閉鎖病棟 (新潮文庫)閉鎖病棟 (新潮文庫)
(1997/05)
帚木 蓬生

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『イデアマスター』 若木未生 

バンド小説「グラスハート」シリーズの集大成。とうとう最終巻か、と大事に大事に読みました。
シリーズ1冊目の『グラスハート』を読んだとき、私は中学生でした。
いわゆるライトノベルにオーラバスターシリーズから入門したばかりでもあり、その流れで『グラスハート』を読んだのですが、読み終えたときの気持ちをまだ覚えています。
それは、「活字を読んでいるのに、音がする」ということ。
びっくりしました。本当にライブ会場にいて最後の一音が消えたときみたいな、耳を満たしてた音がふっと消えた喪失感や一緒に歌って踊って叫んではしゃいだ後の心地よい気だるさを、小説を読むという行為で体験したことに。
それ以来、私の中で音楽描写と言ったら若木先生(と、島田荘司先生)です。
最終巻『イデアマスター』でもその音楽ぶりは変わらず、とても嬉しかったです。
藤谷さんのベースとボーカル、尚のギター、坂本くんのキーボード、朱音ちゃんのドラム、どれもカッコよく私の中で鳴ってくれました。あのギリッギリのバランスで(笑)
もうあんまりテン・ブランクの演奏が素敵なので、なんで私テン・ブランクのCD持ってないんだろう? とすっごい悔しくなりました。意味がわからないなCDショップ行っても売ってないとか!
シリーズが終わってしまうのは寂しいですが、彼らは元気いっぱいまだまだ先へ向かうようなので良かったです。
幸せになって下さい。

ちなみに私は今までのシリーズ通して有栖川シンが一番好きで、それは今でも変わらないのですが、『イデアマスター』を読んで坂本くんが同率タイに並びました(笑)可愛過ぎる……!
しかし発端は少女小説レーベルであるコバルト文庫でありながら、恋より何より音楽、というのがすごくグラスハートだなあと(笑)そんなところも大好きです。

なんだかきちんと感想になっていないような。ちょっと感無量で、まとめ切れませんでした。

イデアマスター―GLASS HEART (バーズノベルス)イデアマスター―GLASS HEART (バーズノベルス)
(2009/02)
若木 未生

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『子規歌集』 土屋文明編 

子規の作品集。
お化けがネタにされていることが案外にあり、そんな材料もアリなのか、と面白く思いました。
子規の紡ぐ言葉は、形態はどうあれ研ぎ澄まされ選び抜かれていて、その言葉選びの繊細さに感動さえします。

子規歌集 (岩波文庫)子規歌集 (岩波文庫)
(1986/03)
正岡 子規

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『うそうそ』 畠中恵 

うそうそ うそうそ
畠中 恵 (2006/05/30)
新潮社

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『おまけのこ』 畠中恵 

「こわい」では栄吉の職人気質がカッコよく、狐者異の業が切ないです。
「畳紙」は屏風のぞきが大活躍。
「動く影」では若旦那と栄吉たちとの出会いが描かれます。
「ありんすこく」若旦那が吉原の娘さんと駆け落ち?
「おまけのこ」鳴家の可愛さ、若旦那との絆がたまりませんv
ひとつひとつのお話がどれも良かった短編集。
特に鳴家はかわいすぎる!!

おまけのこ おまけのこ
畠中 恵 (2005/08/19)
新潮社

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『ねこのばば』 畠中恵 

お江戸の妖怪ファンタジー小説第三作。短編集。
佐助が大活躍の「産土」がお話の構成・描写など共に秀逸だったと思います。

ねこのばば (新潮文庫) ねこのばば (新潮文庫)
畠中 恵 (2006/11)
新潮社

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『しゃばけ』 畠中恵 

江戸の妖怪ファンタジー第一作、長編。
最初から若旦那と彼を囲む妖怪たちの個性的な魅力にやられました。
謎の恐さは少し感じるものの、人物やお話の持つ暖かな優しさに癒されました。楽しかったですv
今度ドラマ化するそうで、期待と不安でどきどきです。

難点があったとすれば解説でした。
易しく書くか難しく書くかはっきりして欲しい知識のひけらかしはやめて欲しい無駄にカタカナな使うのはやめて欲しい。

しゃばけ (新潮文庫) しゃばけ (新潮文庫)
畠中 恵 (2004/03)
新潮社

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