『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティ 中村能三訳 

ヨーロッパ各国をまたいで走るオリエント急行、見ず知らずの人々とひとつ屋根の下で過ごす数日の列車旅。大雪で列車が往生したその夜、ひとりの男が殺された――その傷口は、男でしか付けられないような深いもの、ささやかで浅いもの、左利きと思われるもの、右利きと思われるものと不可思議にもさまざまなのだった。
犯人は男か? 女か? 共犯か単独か?
列車という密室で、ポアロの尋問が始まる。

列車や誘拐など、当時の時事ネタを盛り込んだ長編ミステリ。
オリエント急行というだけあって出てくる人物の国籍が様々で、英国人の書く各国の「典型的お国柄」像が興味深いです。
自国に対しては若干自虐的でしょうか?(笑)
イギリス人とアメリカ人がやたらお互いをけなしたり、逆に懐いたりという様子も面白い。
推理の過程に関しては、「それだけで解っちゃうなんてちょっと無理があるのでは?」「それやっちゃったら何でもありなのでは?」「倫理的にどうなの?」とツッコミたい部分もありましたが、ホワイダニットの説得力はさすが。最後には「うーん、成程アリかも……」と思ってしまいました(笑)
人物を描く上手さも女史の小説だなあ、という感じ。
最後の最後が鮮やかなので、是非諦めずにラストまで読んでみて下さい。
ヘイスティングスがいてくれたらもっと良かったのですが……!

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
(2003/10)
アガサ クリスティー

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『シャーロック・ホームズの帰還』 アーサー・コナン・ドイル 

再読。

シャーロック・ホームズの帰還 (新潮文庫) シャーロック・ホームズの帰還 (新潮文庫)
延原 謙、コナン・ドイル 他 (1953/04)
新潮社

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『シャーロック・ホームズの思い出』 アーサー・コナン・ドイル 

再読。

シャーロック・ホームズの思い出 (新潮文庫) シャーロック・ホームズの思い出 (新潮文庫)
延原 謙、コナン・ドイル 他 (1953/03)
新潮社

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『シャーロック・ホームズの冒険』  アーサー・コナン・ドイル 

再読。

シャーロック・ホームズの冒険 (子どものための世界文学の森) シャーロック・ホームズの冒険 (子どものための世界文学の森)
アーサー・C. ドイル (1994/03)
集英社

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『緋色の研究』 アーサー・コナン・ドイル 

再読。
シャーロックとワトソン君の初対面エピソードを含む長編。
挿入部分(回想部分)が長いのが気になりましたが、犯人を指摘する手際の鮮やかさがとても好きです。ホームズカッコイイ!

緋色の研究 【新版】 (創元推理文庫) 緋色の研究 【新版】 (創元推理文庫)
コナン・ドイル (2006/04/28)
東京創元社

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『クリスマス・プレゼント』 ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子他訳 

ミステリというよりサスペンス分類かもしれません。
ディーヴァーのどんでん返しな短編集。
だんだん慣れて来るかもしれませんが、イキナリひっくり返される驚きは個人的には最後までありました。
リンカーン一家の短編も一本収録で嬉しい限り。アメリアが可愛かったです。

クリスマス・プレゼント クリスマス・プレゼント
ジェフリー ディーヴァー (2005/12)
文藝春秋

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『魔術師』 ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子訳 

リンカーン・ライムシリーズ長編。
題材はマジック。章ごと・全体のどんでん返しは健在。
トムがどんどんふてぶてしくなっている気がする(笑)大好き。

魔術師 (イリュージョニスト) 魔術師 (イリュージョニスト)
ジェフリー・ディーヴァー (2004/10/13)
文藝春秋

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