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『塔上の奇術師』 江戸川乱歩 

町の一角寂しい場所に建っている古びた洋風時計屋敷、その天辺に怪しい影が。少女探偵たちが目撃したそれは、二本の角を生やし、黒いマントを羽織った不気味な蝙蝠男で――
少年探偵団もの、ポプラ社さんの新装版20巻。
蝙蝠男、道化師、謎のお化け、と次々不気味な化け物が時計屋敷を徘徊する様子は、なかなか怖いです。
ネタのひとつひとつは見たことのあるものですが(笑)組み合わせ方が面白く、また「二十面相が何度も目的の家に出没していたのは何故か」という前半の伏線がきちんと回収されていた点が良かったと思います。
あと小林少年、マユミさん、チンピラ別働隊ほか明智ファミリーオールスターという感じで壮観でした…!(笑)
名前のある登場人物がいつの間にかこんなに増えていたのですね。

塔上の奇術師 (少年探偵・江戸川乱歩)塔上の奇術師 (少年探偵・江戸川乱歩)
(1999/02)
江戸川 乱歩

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『サーカスの怪人』 江戸川乱歩 

少年探偵団シリーズ。サーカスに現れた謎の怪人の話。
いつも通りの追いかけっこで、ここまでくるとマンネリが楽しいです:*:°★(笑)小林君かわいー明智先生かっこいー二十面相アホ可愛いー(口癖化)
あの衣装は無いですよ二十面相(笑)骸骨…ネタバレしてからはホント間抜け可愛いです(笑)
馬を駆る明智先生が大変男前。

サーカスの怪人 サーカスの怪人
江戸川 乱歩 (1999/01)
ポプラ社

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『鏡地獄』 江戸川乱歩 

ホラーもしくは不気味で残酷で美しい雰囲気の作品を集めた中・短編集。
幻想小説・伝奇小説が主で、『陰獣』だけはミステリ色が強いです。

『人間椅子』
『鏡地獄』
『人でなしの恋』
『芋虫』
『白昼夢』
『踊る一寸法師』
『パノラマ島奇談』
『陰獣』

推理以外の乱歩の魅力である妖しい美しさが全開です。いいとこ取りなチョイス。
蠱惑的な空想の世界にどっぷり浸れました。
この乱歩世界がとても好きです。
鏡地獄―江戸川乱歩怪奇幻想傑作選 / 江戸川 乱歩

『双生児』 江戸川乱歩 

「一人二役もの」を中心に集めた中・短編集。

『双生児―ある死刑囚が教誨師にうちあけた話』
アイディアがとっても良かったです。
乱歩オリジナルなのでしょうか、翻案なのでしょうか。
語り口を見る感じ翻案or実話から取ってきているのかな、と思ったのですが。

『一人二役』
主人公と奥さんの駆け引きが愉快です。そこまでやるか!という感じ。

『ぺてん師と空気男』
空気男がぺてん師にめろめろ過ぎてちょっと笑いました(笑うんか)
「プラクティカル・ジョーク」。初めての概念でした。メジャーな言葉ではないと思うんですが、興味深いゲームです。

『百面相役者』
二十面相とこの作品とどちらが後なのかは調べていませんが、二十面相の原型はこの作品でしょうか。
不気味な雰囲気が楽しめる一編でした。

『一寸法師』
ど真ん中ストレートな推理小説です。人間関係やや複雑ですが、捻り方が面白いです。

双生児 双生児
江戸川 乱歩 (1999/08)
角川書店

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『魔法博士』 江戸川乱歩 

少年探偵団もの。
二十面相の明智への執着が久々に強く顕れていたお話ですネ。
しかも子どもたちへの可愛がりっぷりも強く顕れていたので、ある意味一番二十面相の好みと願望がわかりやすかった話でもあると思います。コイツ危ないよって思われちゃわないか心配だな! もうとっくに思われてますか。
トリックはいつもの翻案・流用・応用という感じですが、応用の仕方が面白かったです。

一言明智君にツッコミたいのが、替え玉といえども命は大切に! ということですね(笑)

魔法博士 魔法博士
江戸川 乱歩 (2005/02)
ポプラ社

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『黄金豹』 江戸川乱歩 

これはもう…! 爆笑…!(笑)←笑うんか。
東京に突如現れた金色の豹。神出鬼没のその豹は、とうとう宝石店や銀行を襲うようになる。
少年探偵団副団長、園田くんのおうちも狙われた。
さて豹の正体とは…!?

…解りきってるけどネ★そこがいいんですけど(笑)
豹があまりに人間的で愉快です。
「でも人間が豹にあんなに上手く化けるのは無理だ」(じゃあ豹の正体って?)という小林君の理論は素晴らしかったですv
大人気ない二十面相に愛を感じる。
ワンパタといわれても一向に気になりません(笑)

黄金豹 黄金豹
江戸川 乱歩 (1998/12)
ポプラ社

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『夢遊病者の死』 江戸川乱歩 

『石榴』
『赤い部屋』
『夢遊病者の死』
『指環』
『毒草』
『日記帳』
『接吻』
『モノグラム』
『算盤が恋を語る話』
『妻に失恋した男』
『盗難』
『指』
『覆面の舞踏者』
『二癈人』
『虫』

以上十五編を収録した短編集です。
選択が上手いのか乱歩の短編が良いのか、粒ぞろいに仕上がっていました。
編集の意図は乱歩の言う「奇妙な味」を感じさせる作品を集めることだった、とのことなので、純粋な推理小説集にはなっていません。明智君もいません(笑)ミステリから幻想小説までバリエーションに富んでいます。
恐ろしいのに惹かれてしまう乱歩世界の魅力(それこそが「奇妙な味」ではないかと個人的には思うのですがー)が満載でした。
乱歩を初めて読む方には手軽に読めて乱歩の魅力を端的に解ってもらえる一冊だと思うので、オススメしたいです。

夢遊病者の死 / 江戸川 乱歩

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