『俳人漱石』 坪内稔典
漱石が作った俳句を、初期のものから後期のものまでピックアップして評して下さいます。なんと、著者と漱石と子規の対談で!
過去のことを振り返り振り返り批評や会話を交わす漱石・子規と、彼らに現代人として絡み、ツッコミを入れる著者。
時代を超えた掛け合いがとても面白かったです。
ちょっとお兄さんぶった子規が可愛いです。
| 俳人漱石 坪内 稔典 (2003/05/20) 岩波書店 この商品の詳細を見る |
- [2006/12/03 00:09]
- 言葉・文章 |
- Trackbacks(0) |
- Comments(-)
- Permanent URL |
- TOP ▲
『ジョークで学ぶドイツ語〜ドイツを楽しむ22のテーマ〜』 押野洋
ドイツ語の定番ジョーク(小話)をテーマ別にずらっと並べてくれた本。
ドイツ語・単語と熟語の解説・日本語訳・コラムとついているのでドイツ語の基本が入っている人にはお勧めです。楽しくドイツ語をたくさん読むことが出来ます。
にやりと笑ってしまうブラックユーモアが多く、飽きません。
しかもこの手のジョークにはその土地の人たちの生活文化がかなり色濃く入ってくるので、ドイツ文化と生活具合も感じられました。
ドイツジョークに関する著者からのお話も興味深かったです。
ジョークを集めたドイツ語のHPは、私もとても伺ってみたいです。
| ジョークで学ぶドイツ語―ドイツを楽しむ22のテーマ 押野 洋 (2004/06) 三修社 この商品の詳細を見る |
- [2006/10/17 20:58]
- 言葉・文章 |
- Trackbacks(-) |
- Comments(-)
- Permanent URL |
- TOP ▲
『ドイツ語のしくみ(CD付)』 清野智昭
ドイツ語の文法本。
本当ーーーに基本の基本の話を、文法書らしからぬ簡略さで書いて下さっています。簡素で解りやすい・読みやすいです。
でもこれだけだと中身が薄いので、もう少し具体的な本を他に読んだほうが文法の基礎は網羅できると思います。
CDが付いているのもウリのようなのですが、本文に比べてこちらはイマイチでした。
アクセントがまちまちで統一されず(同じ文章を繰り返し読んでいるのにアクセントの位置が違うなど)、読む速さもまちまち。
読む人の元気によって速さが違うのか? みたいな(笑)
詩やメルヒェンも収録されていたりして面白くはあるんですが、アレをシャドウリーディングしてもあんまり役に立たない予感がします。
| ドイツ語のしくみ 清野 智昭 (2005/04) 白水社 この商品の詳細を見る |
- [2006/09/05 20:24]
- 言葉・文章 |
- Trackbacks(-) |
- Comments(-)
- Permanent URL |
- TOP ▲
『みんなの漢字教室』 下村昇
ある意味タイトルに偽りなし。著者さんによる「漢字の素敵な学び方講座」です。
個人的には、漢字に関する面白話(情報、エピソード)を期待していたのでちょっとハズレでした。
漢字をどう勉強すればいいか・教えればいいかを知りたい方向けかもしれません。
しかしその話も、自分の方法論で終始しているのが気になりました。
自信満々に自分のやり方の素晴らしさを書いているのですが、従来のやり方や他の方のやり方との比較も欲しかったです。
多角的・客観的な評価として書いてくれないとちょっと真価がわかりかねます(笑)
| みんなの漢字教室 下村 昇 (2003/04) PHP研究所 この商品の詳細を見る |
- [2006/08/05 10:23]
- 言葉・文章 |
- Trackbacks(-) |
- Comments(-)
- Permanent URL |
- TOP ▲
『オトナ語の謎。』 糸井重里(監修)
激しく面白い。爆笑しました(笑)
オトナの世界で日常的に使われているオトナ用語の解説本。ネット(糸井重里さんによる、「ほぼ日刊イトイ新聞」)で行われていた企画を本にまとめたもの。
マジでこんな言葉で喋るんかいとツッコミを入れたいものから、自分も使うわーというものまで。学生が読んでも将来の予習と言う感じで面白いですが(笑)社会人の方が読んだら一層面白いのでは。ていうか母に薦めたら「使う使う使うー!!」と爆笑しとりました(笑)
- [2005/09/16 10:21]
- 言葉・文章 |
- Trackbacks(-) |
- Comments(-)
- Permanent URL |
- TOP ▲
『さすが!日本語』 渡辺実
日本語の中でも、「副用語」に注目した本。
副用語とは、辞書によれば、
<文の骨子となる体言・用言に依存し、それにさまざまな意味をつけくわえる語。副詞・連体詞・接続詞・感動詞など。語形変化がなく、連用または連体のいずれか一方の機能をもち、実質概念の希薄な語の総称として用いられる。>
だそうです。
この著者の方は、“一部の副用語=学校などで習う副詞=「せっかく」「どうせ」「いっそ」「とても」など”と例示をするだけに留めています。
とまあこういう副詞が日本語に独特の色をつけていると論じた上で、どのように使われているか・文法的な決まり、などを言葉ごとにまとめた本です。
専門用語や著者の方の造語に関しては、徐々に、例を引いて説明をしてくれるので解りやすいです。
しかし使い方の説明が凄く文法的・公式的で、数学が出来ない私にはその辺が読み辛かったです(笑)英語文法の参考書を読んでいるような感じ。
割と感覚的な説明も多いのでこんがらがります。
でも、「そういえばそういう決まりを守っていつも使ってるなぁ」という再発見がたくさんありました。
また、一部の例文では、私の感覚では普通に聞こえるような言葉に「誤用」の印が付いていることも。
日本語の移り変わりってもんのすげえ速さなんでしょうね。
- [2005/07/20 16:25]
- 言葉・文章 |
- Trackbacks(-) |
- Comments(-)
- Permanent URL |
- TOP ▲
『日本語と日本人の心』 大江健三郎・河合隼雄・谷川俊太郎
大江さんの作品には触ったことが無いのですが、河合さんのご本と谷川さんの詩はとても好きなのでうきうき読みました。
やや抽象的な日本語論です。お三方共アプローチと理念が独特で、そういう考え方もあるのだな、と目を開かされる思いでした。
独特の発想が出てくる土台には、お三方の日本語への立場の違いがあるのだろうと思います。河合さんは心理学がご専門ですし、大江さん・谷川さんは字を使う仕事という点で共通しているけれども小説と詩という違いがある。字で食べている後者お二人は、原稿への取り組み方やこれからの日本語に関する展望も全く違って意外でした。見方が違う人との討論は、付和雷同なそれよりずっと面白いですv
一番印象に残ったのは、大江さんが仰っていた「そもそも普段から使われている既存の『言葉』を組み合わせて綴る限り、この世の中に『独創的な』創作は有り得ない」(要約ですが)というお話。そう来るかあ…!
- [2005/04/28 13:00]
- 言葉・文章 |
- Trackbacks(-) |
- Comments(-)
- Permanent URL |
- TOP ▲











![花より男子 ファイナル PHOTO BOOK (フォトブック) 2008年 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51i8Ko16BxL._SL160_.jpg)
